シュージローのマイルーム2号店

　子供の頃の現と夢のお話。
　父親のいつもの暴挙のせいで、クマのぬいぐるみの一部が破れた事に泣きそうになる夢。
　現は、新しいのを買おうとお店に立ち寄るも、値段は3980円。
　とてもではないが、幼児2人では手に届くのは無理な値段であった。
　でも、前にヘアピンをプレゼントしてくれたお礼がしたいと思ってた現は、自分が持ってる貯金を見てみる。
　しかし、現在の所持金は、200円のみ。
　よくて、安売りしてる飲み物2・3本程度しか購入できないレベルだった。

　そんな折、不気味な着ぐるみを着たマスコットが登場。
　なんでも、現たちがいるデパートで『お客様感謝祭の福引大会』を開催してるそうで、2人の為に1枚福引券を進呈する。
　もちろん、一等賞は、新しいクマのぬいぐるみ！
　妹の夢の為にもトライするものの、結果は白玉の残念賞。
　再びトライしようにも、福引券1枚使用した今では再トライは不可能。
　妥協を覚えたら、大人への第一歩だZE♪
　福引担当の着ぐるみの人は、エグイくらいの『慰め』という名の言葉攻めを行ってしまう。
　仕方なく、ここで諦めて撤退しようとする現と夢。
　そこへ、現の同級生の有田雄平と姉たち3人が通りかかりまして、現に1枚福引券を進呈してくれる。
　無論、雄平から ここで決めろよ！とハッパをかけられましたが♪

　彼のおかげで、再トライが実現できた現。
　だが結果は、同じく残念賞。
　チャンスを生かせない人間なんて致命的だぜ、ボウズ！
　福引担当の着ぐるみの人からのエグさ増しの言葉攻めに、余計に責任を感じてしまう現。
　でも、今度は雄平のお姉さん3人が現の為に福引券を進呈。
　おかげさまで、今度は3回再々トライ可能になった‼‼‼
　しかし、そのうちの最初の2回は、連続で残念賞。
　ここまで来ると『才能』だな～♪
　本気で、こんな福引担当の着ぐるみの人がいたら、間違いなくブラック認定されてるぞ…。

　それでも、夢の為に新しいクマのぬいぐるみを手にしようと張り切る現。
　ラスト1回の福引の結果は―― 水色玉！
　でも、これは7等賞当たりの玉でした( ﾉД`)ｼｸｼｸ…










　こちらは、今回のマイルーム2号店の方でトラバができなかった場合及びこちらから皆様へお送りできなかった場合の代わりブログであります!!!
　このブログでトラバされるって事は、fc2でのトラバがお送りできなかったとご理解お願いいたします!!!
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　http://syujiro2gouten.blog70.fc2.com/blog-entry-6714.html
　できれば、どちらかのURLトラバでお願い申し上げます。


　子供の頃の現と夢のお話。
　父親のいつもの暴挙のせいで、クマのぬいぐるみの一部が破れた事に泣きそうになる夢。
　現は、新しいのを買おうとお店に立ち寄るも、値段は3980円。
　とてもではないが、幼児2人では手に届くのは無理な値段であった。
　でも、前にヘアピンをプレゼントしてくれたお礼がしたいと思ってた現は、自分が持ってる貯金を見てみる。
　しかし、現在の所持金は、200円のみ。
　よくて、安売りしてる飲み物2・3本程度しか購入できないレベルだった。

　そんな折、不気味な着ぐるみを着たマスコットが登場。
　なんでも、現たちがいるデパートで『お客様感謝祭の福引大会』を開催してるそうで、2人の為に1枚福引券を進呈する。
　もちろん、一等賞は、新しいクマのぬいぐるみ！
　妹の夢の為にもトライするものの、結果は白玉の残念賞。
　再びトライしようにも、福引券1枚使用した今では再トライは不可能。
　妥協を覚えたら、大人への第一歩だZE♪
　福引担当の着ぐるみの人は、エグイくらいの『慰め』という名の言葉攻めを行ってしまう。
　仕方なく、ここで諦めて撤退しようとする現と夢。
　そこへ、現の同級生の有田雄平と姉たち3人が通りかかりまして、現に1枚福引券を進呈してくれる。
　無論、雄平から ここで決めろよ！とハッパをかけられましたが♪

　彼のおかげで、再トライが実現できた現。
　だが結果は、同じく残念賞。
　チャンスを生かせない人間なんて致命的だぜ、ボウズ！
　福引担当の着ぐるみの人からのエグさ増しの言葉攻めに、余計に責任を感じてしまう現。
　でも、今度は雄平のお姉さん3人が現の為に福引券を進呈。
　おかげさまで、今度は3回再々トライ可能になった‼‼‼
　しかし、そのうちの最初の2回は、連続で残念賞。
　ここまで来ると『才能』だな～♪
　本気で、こんな福引担当の着ぐるみの人がいたら、間違いなくブラック認定されてるぞ…。

　それでも、夢の為に新しいクマのぬいぐるみを手にしようと張り切る現。
　ラスト1回の福引の結果は―― 水色玉！
　でも、これは7等賞当たりの玉でした( ﾉД`)ｼｸｼｸ…


　続きはこちらへ!!!

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　虐待する父親に『自分が妹を守る』と必死に宣言する、子供の頃の現。
　そんな彼の決意に、父親は嘲笑う様に、火のついてるタバコの先を押し付ける虐待を行ってしまう(><)

　そして現在。
　どうやら、夢だけでなく現も大暴れした模様で、彼を拷問地獄に陥れてた解体作業の手術者たちも惨殺されていた。
　夢を連れて脱出を図ろうとする現は、妹の元へ向かう。
　そんな折、途中の廊下で、同じく脱出をした夢と感動??の再会を果たす。
　夢は、羽化した一件やここに連行されてから現在まで大量の人間を惨殺しまくってきたけど、今は兄の現が守ってくれるから、自分が化物だろうと、もう大丈夫 だと告げる。
　彼女の言葉に、現は優しく夢を抱擁するのでありました。
　いやいやいや！
　こんな惨殺しまくり大会をやらかしといて感動シーンは、さすがに身の毛がよだつものがありましたぞ!!!!

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　鎖で縛られてた夢の大暴れが開始してから少々のちの時間が経過した。
　先に送り込んだ組織側の特殊部隊の兵士たちからの連絡が取れなくなったって事で、数名構成のチームを率いて突入させる。
　だが、そこで部隊の兵士たちが見たものは、惨殺死体の群れ。
　しかもそれは、先に送り込んだ組織側の特殊部隊の兵士たちの成れの果てで、これが人だったものなのかと疑わざるを得ないくらいの酷さとエグさだった。
　もちろん、それを引き起こした夢は、惨殺した兵士の肉の塊の一部をムシャムシャと喰いまくっていた。
　いや、塊はおろか、どうやら兵士の死体の内臓やら腸やらも、荒々しく食していた模様だ！
　もちろん、夢は、現が壮絶な拷問による激痛で悲鳴を上げまくってるのを聞いて、助けに向かってはいるのは事実。
　だけど、それ以上に、先程まで空腹状態でいた影響で”自分の食欲を満たす事”が本能的に最優先となっていた。
　そんな彼女を見つけた特殊部隊の兵士は、すぐさま夢の拘束を敢行。
　慎重に背後から彼女を拘束しようと銃を向けて近づくも、夢を敵の接近を察知！
　顔を振り向くなり、まるでリアル邪○○眼の様に光輝いたと同時に、兵士のうちの1人であるヤマモトを瞬時に上下半身に分断‼‼
　ヤマモトの下半身は鮮血の吹き出しと共に倒れ、上半身は天井に吊るされる様にぶら下がっていた。

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　襲いかかった三井を撃退したものの、待機してた他の者たちによって囚われの身になってもうた現と夢。
　その後、夢だけは、水滴がポトポト溢れてる別室に隔離される様に、椅子に座らされた状態で目隠し＆丈夫な鎖でガッチリ縛られた状態で監禁されていた。
　そんな状態の彼女の耳に聞こえてくるのは、現の言葉にならぬ悲鳴と絶叫。
　それもそのはず。
　現は、夢が監禁されている部屋とは違う別室で、解剖されていたからだ!!!!

　現の体を容赦無さ過ぎるくらいに解剖してる男たち。
　もちろん、当初は 現に麻酔をたっぷり注入して意識が全くない状態での解剖 だった様だった。
　ところが、現の中のpupaウイルスがたっぷりと麻酔を何度も何度も彼に注入をしても無効にしてしまう為に、仕方ないって感じでこのまま解剖を執り行う事になったそうです。
　当然、意識アリ痛覚たっぷりの状態での解剖なので、現の痛みは尋常すらない!!
　原作ではしっかりと解剖シーンをちょっとリアルに描写されてましたが、さすがにそのまま映像化というのは不可能でして、破れまくっていく男のクマのぬいぐるみで描写代用しております（正解）。

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　僕、君たちを迎えに来たんだ。
　生き餌と兄の肉を貪る怪物という関係以外は、なんの異常もなく普通に高校生活をしている模様の現と夢。
　そんな2人が一緒に下校（おそらく、本日の生き餌タイム含??）している最中、学校の正門でいかにも不審すぎる雰囲気全開の野郎がお待ちかねしていました。
　いかにもって野郎の名は、三井。
　もちろん、2人ご一緒のお誘いをご希望みたいで、この場で刃傷沙汰になろうとお構いなしの模様。
　だけど、なぜナイフを取り出すシーンは白い光線が入ってカットされてるのに、次の身構えるシーンでのナイフの刃はOKなんか????
　さすがにこの場で大暴れする訳にはいかないので、仕方なく三井に連行されざるを得ませんでした。
　無論、その前に 遊ばせてもらう つもり全開みたいです(><)

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　マリアに付き添っている、某タ○○さんに似てる感じの研究者の仏木。
　彼は、マリアが幼女の頃からのお付き合いみたいで、彼女の人格形成についてもご存知であった。
　特に、物事に対する好奇心は異常な程あったそうで、捕獲した緑色のキャ○ピー風な虫をこの場でメスを入れて解体するなど、彼女にとっては周りの物はすべてモルモットそのものだった。
　そんなある日、マリアは仏木に1つの命令を行った。
　仏木が保存してる 現の精子と夢の卵子 を持ってきてほしいと――！
　彼女はなんと、その2つを使って 化物の子を宿す と宣言しちゃいました。

　そして、現の方も、快楽にも似た痛みに耐えた後に目を開くなり、彼の目に映るのは『夢が一心不乱に肉を放ばる姿』だけであった。
　だけど、夢がその食事をする度に、現には夢が泣いてる様に見えたという…。

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　自宅に戻って来れた現と夢。
　その後、上半身裸の状態になった現は、生餌としての使命を敢行。
　夢は、食欲という浴に身を委ね、現の体のあちこちを食し始めた!!!
　おにいちゃん…おにいちゃん……。

　夢の捕食タイムをその身に受けながら、言葉にもならぬ悲鳴を上げる現。
　それでも、夢は欲望の欲するまま、満足を得るまで食し続ける!!!!
　おにいちゃん…おにいチャン…おニイチャン……。

　いつ終わるかわから無さ過ぎるくらい、幼児時代みたいに食欲の欲するままに 食べまくる 妹の夢。
　このまま、現の全身が白骨状態になるまで食べまくりかねないくらいの“生き餌”としての使命の時間が過ぎていく。
　そんな折、現の肉体のあちこちを食べまくっていた 夢の食事タイム がついに終了。
　どうやら、本日はこれで満足した模様 です。
　でも、現はといえば、肉体は残っても精神が耐え切れなかった様で、白目を向いて気絶。
　夢はそんな兄の姿を、無表情で眺めるのであった…。

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　私のお腹の中で、
　化物がスクスクと育っていきました。
　いっきなりすぎるくらいの、現と夢の母親の過去話突入っす!!
　息子である現を出産していたい母親の幸子は、自分の母胎の中に化物が巣くっていると認識し、早く堕ろさないとと危機感を募らせてました。
　なぜなら、自分のお腹の中にいる化物が、いつか現に危害を加えかねないからだ。
　しかし、そんな彼女の思いを察知したのか、幸子の母胎の中にいる『化物』はそうはさせまいと、刺激という形で幸子に干渉して堕胎させるのを阻止するのであった。

　それからしばらくして、現が1歳の頃、母胎の『化物』が世に放たれた。
　それは“生物の出産”という形で放たれ、姿は普通の人間の赤ん坊だった。
　幸子は、この化物の名前を『夢（ゆめ）』と名づけ、仕方なく人間世界の中で生活させる事にしたのだ。
　出産した際、まるで 私を無事に育てろ！という恐怖の視線に屈服した様な感じで――！


　出産した夢を自宅に連れ帰り、仕方なく育てる事にした幸子。
　ある日、無邪気にスヤスヤ眠っている夢に、何も知らない現が触れようとしたので、彼女は抱き上げる様に、慌てて現の行為を阻止した!!!
　その時、眠っていた夢が起きてアクビをするが、それが幸子をさらなる恐怖に陥れていた。
　それは、夢は生誕した時には、すでに歯が生え揃っていた という事実があるからだ。
　すでに生え揃っている歯をこそが、自分が化物だと主張してるかの様な印象。
　時折見せる、人間の子供とは思えない獣の様な視線。
　それらはまるで、自分が観察されてるかの様な心境に陥らせていくのであった。

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　持参の猫型ロボットで、夢と現のカニバリズム映像を堪能するマリア。
　その様子を見て、あの時の事 を思い出す様に、不敵な笑みを浮かべる。

　あの時―― 夢が現を噛殺した後の事だ。
　怪物化した自分は、ようやく元の人間の全裸女子高生の姿に戻れたものの、目の前に映る“残酷な現実”に茫然自失してました。
　そこにマリアが後ろから近づきまして、全裸の夢の体にバスタオルを被せて言葉巧みに語りかけてくる。
　もちろん、この後は、マリアの関係者たちによる死体処理作業が始まり、現を含めた人間の惨殺死体を回収しながら場の洗浄を開始していく。
　やがて、自分が噛殺した現の死体を入れた死体処理用のビニールが夢の目の前に運ばれ、夢はようやく自分がしでかした現実に泣き崩れるのであった。

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　一緒に帰ろうと手を差し伸べる現に噛み付いた怪物姿の夢。
　そして、マリアが見てる前で、動かなくなった現を食す のであった。

　そんな悪夢から何日かが経過した。
　ある事から渋谷の街並みに佇んでる1人ぼっちの夢は、モニターに映ってきた不気味に語りかける父親やら実写の魚の内蔵放出やらの幻影を見てしまい、恐怖に浸りだしていた。
　すべては怖い夢を見てるだけで、夢から覚めたら、兄の現が隣にいるはずだ と―― 自らの精神の中で、そう必死に訴えるの!!!
　だが、彼女の足元にボロボロかつバラバラになってる不気味なヌイグルミの首は、不気味かつ不敵な笑みを浮かべながらこう答えた。
　―― それでまた食べるの??
　わかってるくせに、お兄ちゃんを殺し…。
　その言葉に、猛烈なまでに反応してしまう夢。
　必死に、兄やあの公園にいた人たちを無慈悲に食べまくったという事実を思い出したくないし、自分の周りを歩いて進んでいる道行く人たちを『美味しそう』という悍ましい衝動に駆られようとしてる心境を、その場でしゃがみこんででも押さえ込もうとする。
　しかし、いくら彼女がその心境を押さえ込もうとしても、体は完全に欲している状態。
　もう食べたくないと思っても、我慢の限界寸前であった(￣口￣;)!!!!
　つまり、このままいけば、真昼間の公衆の面前で夢はまたもや怪物に変貌し、なんの躊躇すらなく大量虐殺＆もみ消し不可能のカニバリズムが敢行されるのは確実!!!!
　夢の存在自体が完全に終了のお知らせが鳴り響こうとしてたその時、奇跡が発生した。
　なんと、精神的に終わろうとしてた彼女の背後から、夢の名を呼ぶ声と共に、まさかの人物が背後から抱擁をぶちかましたからである☆彡
　その人物こそが、死んだはずの現だったのだ。
　現は、夢をそのまま抱擁するなり、未だに夢だと思ってる夢に「大丈夫だ！」と呼びかける様に唱える。
　兄ちゃんが夢を守る!!
　そう宣言した現……なんだけど、道路の真ん中の横断歩道にしゃがみこみっぱなしというのはどうかと…。

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　現と夢の父親は、よく2人の母親を徹底的なまでに暴力をふるいまくった。
　母親は、2人の事を考えたのか？抵抗しようとせずに、ただ耐えているだけだった。
　そんな折、父親は母親に飽きて、今度は現と夢に牙を向けた。
　これが、お前たちの“現実”なんだよ。
　そう言って、2人を嘲笑いながら虐待という名の暴力をふるいまくった
　まだ幼い2人は、ただ時が経つのを必死に待ち続けた。
　やがて両親は離婚が成立し、親権は母親の手に渡ったが、過酷な現実は続いた。
　今度は、母親が今までの耐えていた鬱憤を晴らすかの様に、若い男と豪遊三昧。
　結果、現と夢だけが取り残される様な状況が長く続いてしまい、誰もいない家の中で、夢は寂しさから泣いたという。


　そして現在。
　あまりにも凄惨すぎる“現実”に、ただ恐怖して座り込むだけの現。
　すると、彼の隣に立つ様にして、手に猫のぬいぐるみを持った黒い帽子を被った全身黒ずくめの女性が声をかけた。
　よく見ると、その女性の顔は、大半（唇や花の一部以外）火傷か何かの影響による傷跡が残っていた。
　女性は、化物と化した夢について話があると告げた上で、マリアと名乗った。
　彼女は研究者だそうで、化物と化した夢が食い散らかした痕跡の後始末を行うと、現に伝えてくる。
　その言葉通り、現の周りはすでに、彼女の部下と思われる人たちが、食い散らかされた死体の処理などといった“痕跡の除去”にとりかかっている最中だった。
　でも、現からしたら、問題は夢の事だった。
　ところが、マリアは『気の毒』と前置きした上で、化物と化した夢の処理は自分たちでやるから、現には夢の事を忘れてもらうしかない といきなりの夢との絶縁宣言を告げてくる。
　無論、そんな宣言をされても納得いくはずがない現。
　そこでマリアは、化物と化した現が夢を説得したらどうかと、かなり挑戦的な感じで条件を突きつける!!!
　果たして、あなたの事がわかるかどうか？
　果たして、お兄ちゃんの声は妹さんに届くか❤
　不気味すぎるマリアの恐ろしすぎる宣告を耳する現。
　それでも彼は、夢を説得する為に、彼女が姿を消したと思われる公園の奥の緑地エリアの方へ足を運んで行きました。

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　ようやくといえばいいですか、やっとこさ放送開始となったpupaアニメ。　
　本来は、1クール前の2013年10月に放送予定だったんですが、まさかの1クール先に延長。
　やっと放送日が決まったかと思えば、東京＆兵庫とニコ動配信のみ という放送体制に!!!
　その上、原作の内容が圧倒的に過激って事で、パッケージ版は衝撃的な内容で放送できなかったシーンを無修正で収録して発売という事に!!!
　さらに、話では30分アニメだったのが、無理に5分アニメにした という話を耳にする始末。
　さすがに危機を感じまして、原作単行本を視聴。
　なんとか、2巻までは視聴しまして、あえて止めました。
　こっからは、クリーンな状態で見てみて、それから原作との違いを把握したいものですから。
　そういう訳で、怖いもの見たさ全開の ダイジェスト版pupa の開幕っす!!!



　高校に通う少年・長谷川 現（はせがわ うつつ）のクラスに、妹の長谷川 夢（はせがわ ゆめ）が迎えにやってくる。
　夢は、兄の現と一緒に帰ろうという事で迎えに来まして、現も、彼女の頭を優しく撫でながら、公園で待つ様にと待ち合わせ場所を述べるのでありました。

　現のいうとおり、近くの公園へ向かう夢。
　そんな折、そこへ向かう途中の通学路にて、黒ずくめの女性が佇んでるのを見つめてしまう。
　夢はそのままこの女性の横を通り過ぎようとするも、女性が声をかける。
　帰りなさい、紅い蝶を見る前に―。
　女性の言葉に、夢は足を止めて不思議そうに女性を見つめた。　

　だが、夢は、この女性の忠告を無視して、公園にやってきてしまう。
　その言葉通り、公園の周りのいたるところに、鮮血の様な赤色の羽をした蝶が飛び回っていた。
　夢はその蝶を見て、とても綺麗だと実感した。
　そんな折、彼女の近くにあった茂みの中から、毛並みをした子犬が出現!!
　怪我をしてるのではと見て感じた夢は、その子犬を心配そうに見ながら近くへ寄り始めた。
　その時、突如すぎるくらいに、子犬の体が爆発。
　しかも、爆発した肉片がそのまま、夢の元へと襲いかかってしまったのだ。

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