シュージローのマイルーム2号店 |いつまでも家出少年みたいなルカ。そしてデュラス側も、本格的な動きを見せる……違う意味で。裏切りは僕の名前を知っている第20話『罪と罰と約束と』

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いつまでも家出少年みたいなルカ。そしてデュラス側も、本格的な動きを見せる……違う意味で。裏切りは僕の名前を知っている第20話『罪と罰と約束と』

ジャンル : アニメ・コミック
スレッドテーマ : 裏切りは僕の名前を知っている

　未だに、夕月の元に戻れないルカ。
　しかも彼は、エレジーの狙いは夕月で、自分がそばにいるだけで夕月を危険な目にあわせてしまう恐れがある―― 九十九と一緒にいれば、夕月の様子がわかるのもありますが。
　ただ今回の場合は、それだけでない。
　エレジーの幻によって、九十九と十瑚に 前世のユキとルカの抱擁シーンを目撃 って事もあって、決して夕月には言わないで欲しいと2人にお願いをするのでした。

　その頃、ルカの行方を心配する夕月とソドム。
　2人の様子を目撃した黒刀は、気になるのかと声をかけてきます。
　どうやら彼は、ルカは怪我をしていないと言う報告を聞いてるそうですが、やはりルカの事が心配な様子。
　その黒刀ですが、しっかり日本刀を持参!!!
　どうやら今日の夜は、今日の夜空の雲の流れが速く、ヤツが近くにいる様な感じにさせる嫌な気持ちにさせてるみたいです。
　彼も千紫郎も、カデンツァは仇である。
　だが、憎しみや復讐からは何も生まれないのは、千紫郎も理解している。
　でも、一部だけ聞いていた千紫郎にとっては、ずいぶんな言い草みたいです。
　ところが、千紫郎がこの場にやってきて早々、黒刀はきちんと彼に言葉をかける。
　お前は降りろ。
　さすがの千紫郎も、少し驚いた様子。
　その理由は、カデンツァが狙ってるのは自分で、今ならまだ引き返せる と……って事ですが、本当は、千紫郎の優しさを知ってるからこそ、彼を巻き込みたくないという気持ちが強いのだろうと、夕月は感じ千紫郎に伝えます。
　千紫郎も黒刀の考えは理解してるつもりですが…。

　2人が逆の方向に立ち去り、ソドムは熟睡。
　たった1人で夜空を見ながら考え事をする夕月の元に、冬解が現れる。
　さすがは、あの天白の執事をやってる事もあって、夕月の顔色を見ただけで「言葉にすると楽になる」と軽くアドバイス。
　夕月は、人1人が背負うのはちっぽけでも、互いが大切な存在と思ってるとしたら、その為にできる事は何かと尋ねるのですが、冬解はできる事があるだけ幸せかもしれないと答える。
　わたくしの大切な方は、たった1人で今も耐えておられます…。
　彼が待つ事しかできないという相手―― それは天白のこと。
　ただ見ていているだけしかできず、辛いのかもしれないけど、そういう寄り添い方もあるのだと、冬解は理解しているのですが、同時にルカも同じ心境かもしれないというのだ。

　その天白ですが、今も自分の中にいるデュラスに身を引き裂かれるくらいの痛みに耐えていた！
　なんとか、聖水が浸る水の中に入りデュラスを抑える事ができました。
　生きていたら、お前は『愚か』と笑うのだろうか…。
　夜御がもしも生きていたら、今の泠呀との争いをそう思うのだろうとふけるのだった―。

　一方、その泠呀こと奏多の前に現れたカデンツァ。
　隅には、あの戦いで唯一生き残ったオーパストのハイドも待機してまして、もう殺る気マンマン！
　でも、奏多から見れば、まだその時ではないとの事！
　―― ってか、奏多の服装を見てみたら、半分以上、ベガ＆鷲崎に似てたのはおれだけですね、絶対(＞▽＜)

　部屋を出たカデンツァは、エレジーと廊下でご対面。
　カデンツァは『マスター殺し』と言われてるみたいですが、これって原作＆アニメ終盤への裏切りフラグ???

　翌朝、愁生と焔椎真も鎌倉へ向かう車の中にいました。
　焔椎真は、最初から連れて行けとか、抜け駆けした九十九＆十瑚、ルカがジェネラルクラスと戦った事を今やっと知って、ちょっとだけイラっとしてました(＞▽＜)
　でも、自分らを含めたツヴァイルトが招集されている状況は、戦いが近い事を意味している！

　そして本邸では、異変が！
　なんと夕月とソドムが、夜が明けきらぬうちに本邸の外に出てしまったのだ。
　もちろん、ルカを捜しにです。
　天白に報告した冬解は、自分の発言のせいだと自身を責めるも、天白は気に病むなと冬解を庇い、夕月は自分の痛みよりも他人の痛みに心を奪われるのだと言うのでした…。

　もちろん、本邸全体は大騒ぎの状態。
　黒刀と千紫郎もその場にいましたが、昨夜の事もあって、けっこう険悪な雰囲気(>_<)
　でもここは、夕月の為とばかりに、一緒に夕月を捜しに行きます…。
　そんな夕月を捜してる最中で、千紫郎は昨日言った事は本当なのかと尋ねてくる。
　黒刀は夕月を捜す態度でかわそうとするが、千紫郎は黒刀が色々と一般生活ができるかどうか言った上で「君から離れるつもりはないよ」と、ものすごく真剣なまなざしで彼を説得する。
　どんなに見放されても、
　最後の時まで、君と一緒にいる！
　それを疑わないでくれという千紫郎の覚悟に、さすがの黒刀も圧倒されたって感じみたいです。

　当然ながら、夕月が本邸を出た事は、九十九を介してルカたちにも知れ渡る事に！
　もちろん3人も、夕月を捜しに走り出します。
　しかし途中で、結界によって夕月の気配が途切れたのを確認しまして、とりあえず結界が張られた近くまで急いで走る。

　さて、その夕月ですが、鎌倉の古い屋敷の敷地に入り込む。
　だけどそこには、一足先にそこにいたカデンツァが存在してまして、しかも敷地内に結界を張ってました(>_<)
　そうとはまったく知らない夕月は、最初にカデンツァの姿を見てルカかと思ったみたいですが、ソドムは静かに吠えながらいきなりカデンツァに襲い掛かるも、一撃で吹き飛ばされて気絶させられる！

　夕月に迫るカデンツァ。
　でも、彼の結界の魔力の近くにいた黒刀＆千紫郎が、各々の武器を持ってカデンツァを襲いますが、カデンツァは掌で2人の攻撃を簡単に防いじゃいました(￣口￣;)!!!
　カデンツァがここにやってきたのは、神の光にご挨拶をする為。
　でも、久々の黒刀との再会で、再び前みたいにいい声で泣いてくれるのを聞きたい気になったみたいです。
　そんなカデンツァに、躊躇いすらなく凄まじい殺気＆禍々しい憎悪を以って挑む黒刀と千紫郎。
　でも、2人の姿を見た夕月は、逆に戸惑ってしまう…。

　憎悪と殺意の表情で挑む2人だけど、まだまだ余裕のカデンツァ。
　でも、2人の目が気に入ったって事で、少し本気を出しちゃいました(￣口￣;)!!!
　その力は、たった一瞬で黒刀と千紫郎を倒してしまう程 でした。
　さらにカデンツァは、老体（師匠）の方がマシだったと言いながら、黒刀の首を締め付けてくる。
　仲間がこれ以上、傷つけられるのが我慢できない夕月は、黒刀が落としてしまった刀を拾ってカデンツァに挑むが、簡単にカデンツァの剣に防がれてしまう―― でも、黒刀は首絞めから解放される。

　カデンツィアは、彼という希望を奪った時、人間は絶望という色に染まりすべての光が消滅するのかどうか試すのも一興とばかりに、夕月に剣を向ける！
　しかし夕月は、あなたにはできない！と断言した上で、自分がいなくなっても人の想いは消えないし黒刀＆千紫郎の大切な人は2人の心の中に行き続けるからこそ、生きていた証も夕月たちと一緒に存在し続け、そして同時に、カデンツァは夕月たちからなに1つも本当に大切なモノを奪う事もできないと語る!!

　しかしカデンツァは、その身を以ってその証を見せてみろとばかりに、剣を振り上げる―― ひとおもいに殺すってのは、カデンツァの美学に反するが。
　でも、カデンツァの一撃を黒刀が夕月を捕まえて一緒にかわす。
　そしてその隙に、千紫郎がカデンツァを緊縛して一気にデスサイズで一刀した後、黒刀に夕月を連れて逃げる様に伝えます。が、これが余計にカデンツァをマジにさせてしまい、一気に緊縛を解除しちゃいました。
　さすがに千紫郎1人では無理だとばかりに、1人で本邸まで逃げる様にと夕月に語りかける黒刀。
　それは、自分たちの希望を失いたくないからからの想い…。
　夕月は、黒刀の言葉を胸にして急いでこの場から離れていこうとするも、カデンツァの攻撃に絶体絶命の危機に陥った2人の姿を見て、これ以上の光景を見たくないとばかりに、神の光の力を発動させてしまう―。
　聖なる白き壁『ハードウォー』。
　それは、かつてユキが得意としていたモノ。
　だが、その力は同時に 大量の力を消費してしまう というのだ!!
　それを証明するかの様に、夕月の『ハードウォー』の光の壁ですら、カデンツァの力の前に長く支えられる事ができず、ついに壁に亀裂が入り破れ始める(￣口￣;)!!!
　ところがそこへ、空から突然の雷鳴が！
　それはカデンツィアの結界を破壊し、九十九たちをも知るところになる…。

　突然の雷鳴と共に、両者の間を割って入る様にしてその主が出現する。
　その雷鳴の主の正体は……まさかの泠呀こと奏多だった！

　次回の裏切りは僕の名前を知っているは、第21話『消えぬ面影』です。

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