シュージローのマイルーム2号店 |謎の吸血鬼騒動の果てに待ってたのは、陽菜の喪失した1年の記憶の真相。再び歴史は繰り返されるのか!? FORTUNE ARTERIAL 赤い約束第8話『記憶』

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謎の吸血鬼騒動の果てに待ってたのは、陽菜の喪失した1年の記憶の真相。再び歴史は繰り返されるのか!? FORTUNE ARTERIAL 赤い約束第8話『記憶』

ジャンル : アニメ・コミック
スレッドテーマ : FORTUNE ARTERIAL 赤い約束

　暗闇の中を走る瑛里華。
　でも、目の前には、白黒状態で固まってる孝平と全身ローブに包まれた人物が…。
　その人物のローブのフードが脱がれた時、そこには、血を吸った瑛里華が!?
　そんな悪夢を見てしまった瑛里華は、孝平のプレゼントを壊してしまった現実を知る―。

　同じ頃、シスターの教会を尋ねていた女子生徒が用事を終えて帰宅しようとした時、何かの気配を感じて後ろを振り向いたら、全身をローブで覆い包んだ謎の人物が血を吸おうと迫ってきたのだ。
　幸いにも、女子生徒は悲鳴をあげシスターも急いで駆けつけてくれたおかげで事なきを得たものの、すでに犯人である全身ローブらしき服装の人物の姿はそこにはなかった…。

　翌朝、学園中で吸血鬼の噂が持ちきりになってまして、当然ながら気が気じゃない瑛里華と孝平。
　まあ、伊織はちょっとした冗談を醸し出してみたけど……たわいもないとはいえ、生徒たちにも不安と動揺が広がっているのは事実で、伊織はそんなヘマはしないって事で瑛里華じゃないのかと疑われてしまいまして、彼女もついムキになってしまいました。
　そこで孝平が、伊織・瑛里華以外にも吸血鬼がいるのでは ともっともな疑問を吐露。
　すると、瑛里華だけでなく伊織までもが、なぜか思い当たるフシがあるって感じの表情を見せてしまう。
　もちろん、伊織はかな～～り誤魔化してるのがみえみえな事を言って煙に巻こうとしてますが…。
　そんな訳で、今夜から生徒会で見回り開始っす。
　当然、白は征一郎の命令どおり、部屋にいる事になったみたいっす。

　――― とはいえ、ここまで噂になってしまってるとなると、気持ち的に落ち着かない瑛里華。
　伊織は落ち着いてる様に見えてますが、やはり彼も『バレたら終わり』って覚悟は決めてるみたいです。
　それは瑛里華も同じだけど、ただ…。

　寮に行くと、かなでも寮長として見回りに参加したいと十字架にニンニクを被せた軽装備で行く気です。
　当然ながら、陽菜はかなでの暴走を止めようとしてます。
　そんなかなでに、伊織が十字架にあるニンニクを彼女の首に被せちゃいまして、かなでは悶絶寸前。
　でも、シスターがみんなに吸血鬼は空想とか色々と注意したと同時に、不審者が出没しているって状況なので、事態が収集するまでは夜間での行動は禁止だと厳しく咎めちゃいました。
　伊織は、そうもいかないんだよな と小声で反論しましたが……ここはシスターの言う事を聞いて一時的に解散って事にしましたとさ。

　当然ながら、夜の見回りは決行です♪
　しかし、みんなを騙してるみたいでと複雑な心境を見せる瑛里華に、孝平は誰よりも学園の事を想っている瑛里華がみんなを裏切ってるなんて絶対にないと慰めてくれたんですが……彼女は、つい孝平のノド元から血を吸いたいという衝動に襲われてしまい目をそむけてしまいました。

　別の場所を見回りしていた伊織＆征一郎と合流した孝平たち。
　一応、不審な人物がいなかったそうで気に病むまでもなかった……と思ってたら、謎の気配と共に、全身をローブで覆ったあの人物が一同の前に姿を現れては近くの屋根の上に立ちまして、瑛里華が正体を把握しようとその人物と対峙する。
　そして、孝平たちが懐中電灯の光をその人物に当てた時、意外すぎる正体に一同が驚いてしまう。
　なぜなら、正体が―― 紅瀬桐葉だったから！
　そんな彼女がこういう事をやったのは、騒ぎを起こせば出てきてくれると思ったからだそうで、桐葉は、瑛里華たち4人を視線で確認をしたが『違う』と判断すると、そのまま飛んで逃走しちゃいました―― 無論、瑛里華・孝平・征一郎も桐葉を追いかけていきましたが、伊織だけはなにやら思い当たるフシがあるみたい??
　そして、寮で勉強をしていた陽菜は、変な気配がしたので窓越しのベランダから外を見てみると、一瞬ながら何か(瑛里華と桐葉)が林の中に横切ったのを見かけてしまいまして、意を決して寮の外に出て行ってしまいました！

　運動不足と言いつつも、なんとか桐葉を追いかけている瑛里華。
　すると、桐葉の方が足を踏み入れた木の枝が折れてバランスを崩しまして、これで瑛里華の捕獲のチャンス――― と思ってたら、桐葉は瞬時に下にあった木の枝を強く踏みしめて高く跳躍し瑛里華の捕獲のタイミングをかわすと、そのまま月明かりの中へ消えていってしまいました。
　瑛里華も、吸血鬼の本性である紅い目を発動させて桐葉を追いかけたけど取り逃がした………だけでなく、着地の際に、バッタリと陽菜と真正面からご対面をしてしまいました(￣口￣;)!!!!
　その際、陽菜は 喪失した記憶 を蘇らせてしまい気絶してしまいました。
　そこに孝平と伊織がやってきますが、伊織はすぐに『見られたんだね』と理解する―。

　桐葉を逃がした失態よりも、今は陽菜の記憶を再び消失させる事が最優先になってしまった瑛里華。
　そして、生徒会室のソファーの上で意識を失っている陽菜の記憶消失を行おうとしまして、その場にいた孝平も必死に説得する。が、瑛里華は孝平に『陽菜の記憶を奪うのは初めてではない』と衝撃の事実を語り、あの時の陽菜の交通事故での『真相』を語りだす―。

　瑛里華は陽菜と一緒に遊ぶ友達だった。
　だが、陽菜がトラックに引かれそうになった時、瑛里華が吸血鬼の力を発動して陽菜を救助に成功したが、その際に瑛里華の紅い目を陽菜に見られてしまい、瑛里華は、今後も人間の世界に紛れて生きる為に彼女の―― 1年間の記憶部分を消してしまったのだ。
　もちろん、孝平との思い出も――。

　陽菜の1年間の記憶部分の喪失の謎がわかった孝平は、驚きを隠せない。
　そして瑛里華は、再び陽菜の記憶の消失をやらないといけないというのだ。
　それを聞いた孝平は、陽菜なら受け入れてくれるから記憶を奪わないでくれと必死に説得するけど、瑛里華はそれでも陽菜の記憶を消そうと、吸血鬼の力を発動させる!!!
　ところが、陽菜が意識を取り戻し、6年前の事故から助けてくれた事に対して「ありがとう」のお礼の言葉を述べたのですが、瑛里華はそのまま陽菜の記憶を消す――― のではなくて、逆に喪失した記憶部分を蘇らせてくれました(≧▽≦)
　これ以上、友達を騙すのは嫌だもの。
　これで、瑛里華と陽菜は、6年の喪失を経て本当の意味での親友になったってところでしょうな♪

　ところで、征一郎がいなかったのですが……実は、謎の人物が佇む場所にご挨拶に行ってました。
　報告する事があるそうですが…。

　次回のFORTUNE ARTERIAL 赤い約束は、第9話『眷属』です。

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