シュージローのマイルーム2号店

　警察署へ向かう途中、一弥は、巨大な建物で開催しているイベントに目が入る。
　
　Phantasmagoria～ファンダスマ・ゴリア～←これを聞いて、こちらを思い出してしまった！
　話の脱線はこの辺にしまして………ファンダスマ・ゴリアの看板には、しっかりと『ブライアン・ロスコー』の名前が掲載されてるんだけど、一弥は“どこかで聞いた事が～”ぐらいしか認識していません(>_<)
　そんな折、ファンダスマ・ゴリアへ人形荷物運搬をしている最中の業者や当のブライアン・ロスコーがトラックから降りて参上する。
　それは、かつて蚤市場で一弥の教科書を鳩に変えて去って行ったあの赤髪の男 だった!!!
　彼は、世間では“瞬間移動のロスコー”と呼ばれている人気魔術師で、彼が『レディ』と呼んでる人形が入ってる木箱を手荒に運搬する業者たちに対して、朝に風邪を引いたという名目で人形にクシャミをさせる魔術師ぶりを発揮させて客を驚かせました♪
　一弥もロスコーの魔術ぶりを群衆の中から観覧をするが、ロスコーは突然、彼に向かって睨みつける様に緑の瞳で見つめてくる！
　ここは、ルイジが不気味がってこの場から逃れる事ができたのですが、もしもこのまま睨みつけられてるのをそのまま一弥がロスコーを見つめていたらどうなってたか想像つかないっす(￣へ￣|||)


　なんとか、グレヴィールの元にやってこれた一弥＆ルイジ。
　そして、ルイジの証言によって、すべて失踪届けが出ている行方不明者の『不明となった時期＆目撃した日時』も一致し、さらに保護されているアナスタシアの証言も重なりまして、これでデパート『ジャンタン』が怪しいというのが立証も得られる！
　ついでにアナスタシアは、元はロシアの裕福な貴族の娘であったが、かつてのロシア革命で祖国を追われ両親を亡くした果てに、数少ない身寄りを頼りにこの国にやってきたそうです…。

　ここまで到達はしたものの、決定的証拠がない(>_<)
　そこでグレヴィールは、一弥に『やむを得まい』という訳で、ヴィクトリカに電話をかける様に頼み込む！
　本来ならば、グレヴィール本人からヴィクトリカに頼み込むのだけど、自ら頼むのは断固拒否との事！
　その理由ですが、どうやら、自ら解決しないといけない事件があったそうで、その際に心ならずともヴィクトリカに知恵を貸したそうだが、解決の代償として受けたのが、今のドリルみたいな髪型だったとの事！
　しかもグレヴィールから見れば、一弥が受けてる恩恵は―。
　
　悪徳高利貸しからタダで―。
　
　お金をザクザクともらってる様なもので―。
　
　奇特で不思議すぎる光景に映るって(￣口￣;)!?
　でも、一弥には、ちょっと嬉しい様子みたいで、グレヴィールには『これきり』という条件付で彼女の元に電話をかける。


　一方、注射を打って少しは調子を取り戻したヴィクトリカは、目の前で編み物をやっているセシルに、1週間分のソブレムの新聞を大至急持ってくる様にと命令。
　そして、1週間分の新聞を拝見した上で、他愛もない事件 と斬って捨てました☆ミ

　新聞の情報から、概ねのカオスの欠片は集まったヴィクトリカ。
　だけど、いくつか欠片が足りない状況なのだ！
　そこに一弥からの電話が入ってきまして、セシルがまたもやお電話を持ってきますが、先程の注射の仕返しとばかりに、セシルが製作途中であるアイテムを鼻水拭きの代わりにして噴出しました(＞▽＜)
　一弥からの相談と聞いてため息をついたり平穏を乱すのだと言っちゃう彼女だけど、それでも彼は、頼ってる事を謝りながらも感謝していると見事な悩殺発言♪
　これには、ヴィクトリカもちょっと嬉しかったみたいでして、一弥に手短にいきさつを話す様に語りかけるのだった―。

　とりあえず、警視庁の別室で、電話越しの推理が開始される。
　まずは、ガラス製のペーパーウェイトを持ってきて床に落とす様に命じまして、グレヴィールがそれを持ってきては床に落とすと、ガラス製のペーパーウェイトは木っ端微塵に粉砕して割れた！
　あの時、一弥が手にした青い薔薇のペーパーウェイトは、まったく割れなかった!!
　つまり、あれこそが、大戦中に王宮から盗まれた 本物の青い薔薇 で、デパート『ジャンタン』こそが、歴史の闇に失われた美術品密売の舞台だというのだ。


　その夜、ジャンタンにいるお客たちを退避させ、デパートのありとあらゆるところを捜索する警察。
　もちろん、グレヴィールや一弥も一緒で、まずは、女性たちを監禁した隠し部屋を発見するが、当然ながら、ガルニエは『倉庫』だと適当に誤魔化しの証言をする。
　でも、一弥＆グレヴィールたちにとっては 想定の範囲内 でして、彼らが本当にやるべき事は、もっと具体的な証拠－グレヴィール＆一弥がデパート全体に響き渡るくらいに大袈裟な芝居をしている間に、警察の皆さんは、次から次へと窓に手を付けていく－を行って見つける必要があるのだ。
　警察の皆さんも、それを実行に移していく―。

　証拠が見つからないって事で、まるで勝利を確信したかの様な態度を取るガルニエ。
　でも、すでに『ヴィクトリカ発案の作戦』は完了済みで、グレヴィールの合図と共にデパート内の電気が消される―― その時、窓のあちらこちらに、警察の皆さんが手をつけた“ブルージョンの石の粉末を使用した手跡”が、闇の中で蒼く光り出してまして、外に待機していたシニョレーたちも、5階にある窓1つだけに手跡がなかったのを確認する。
　そこが、少女たちを閉じ込めている隠し部屋 という明白な証拠だと判明したのですが、証拠を見つけられて判明した場所へ向かおうとする警察に、美人秘書が戦闘モードに突入して牙を向けてしまう!!
　これを機に、ガルニエもボーイたちに命令して妨害を行うも、グレヴィールも含めた中にいる警察の皆さん方の協力もあって、なんとか一弥だけが5階にある隠し部屋を発見しまして中に入る―。
　
　そこは、美術品＆人身売買のオークション会場 だった(￣口￣;)!!!!
　Aパートでの彼女の証言を聞いた際の映像を見た時、↓が頭に浮かんでしまったっす(>_<)
　
　知らない方の為に、
　あえて 中国語Ver. にしました。
　知らない方が日本語Ver.で見たら、鬱になる可能性絶対ですから…。
　でも、こういう恐ろしすぎる模様じゃなかったのですが、一弥にとっては、まさに想像つかない『大都市の闇』の一部を垣間見てしまったという感じになったのは明白です。
　そこに、シニョレーの部隊も会場にやってきまして、慌てて逃げようとするオークションの参加者や司会もまとめて逮捕しました。
　逮捕劇も終わり、青い薔薇も 床に落として本物と確認。
　まあ、荒っぽすぎる真贋方法なんですが、時代的には仕方ないっすね(；一_一)


　後日、ガルニエの正体も暴露されました。
　どうやら、第一次大戦中の混乱に乗じて王宮の宝物庫を襲撃した一味の1人で、それを元手にジャンタンを買収して美術品密売の拠点にしていたそうな。
　あの老婆も、自分の子供を攫われた被害者の親らしく、シニョレー自らが陣頭に立って捜査を展開してるそうな。

　シニョレーの部屋にやってくると、なんか手でブッサイクに変形させてる女性と、それを見て笑う身なりのいい小学生の男の子、そして笑顔が戻ったアナスタシアもいました。
　アナスタシアの身よりもじきに来るそうなので解決済みとして、手でブッサイクに変形させてる女性は、なんとグレヴィールと親しいジャクリーヌという女性らしい。
　そして、身寄りのいい小学生の男の子はといえば――。
　　　　
　　　　　　　　【↑ビフォー】　　　　　　　　　　【↑アフター】
　なんと、あのルイジでありました(￣口￣;)!!!
　なんでも、ジャクリーンがボランティアで寄宿学校に通う事ができる様になったそうですって。
　まあ、一弥の名前を変な名前って言うのもわからなくはないけど、一応は自重しようね、ルイジ(＞▽＜)
　あと、ジャクリーヌさん。
　一弥の顔をクニャクニャしたりして遊ぶのも自重してくださいませ☆ミ

　そんな楽しい雰囲気とは対照的に、シニョレーはグレヴィールに「ブロワ公爵の嫡男であるキミが、国王の為に青い薔薇を見つけるとは、少々、皮肉なめぐり合わせだと思わないか??」と語れば、グレヴィールも「過ぎたことだ」と斬って捨てました。
　ブロワ公爵って、コルデリア奪取のほかにも色々と国を揺るがさせたみたいです…。

　ルイジ・アナスタシア・ジャクリーヌ・シニョレー・グレヴィールに見送られ、一弥は一足先に列車に乗って首都を離れて学園へ戻る。
　離れ行く首都の光景を見て、彼はヴィクトリカはどうしてるか気になったみたいっす♪


　再び、幼少の頃の幽閉されていた頃の夢を見るヴィクトリカ。
　虚ろな目をしている彼女に、ヘアースタイルになってもなんでもないし、本当に自分を絶望させたいのなら、別の要求をすべきではよかったのではないかと、開封された扉の前でグレヴィールが語る。
　お前は誰も愛した事がないのだ！
　その言葉を否定するヴィクトリカ。
　さらにグレヴィールは、お前は絶望させる力はないし、灰色狼には誰も愛する事など…と言葉を続け、ヴィクトリカを怯えさせる―。

　そんな悪夢から目を覚ましたヴィクトリカ。
　隣には、セシル＆一弥が待機してました。
　どうやら、具合もよくなったそうで、いつもの彼女が戻ってきたって様子です♪
　そんな彼女に、一弥からの愛のプレゼント☆ミ
　すぐに「いる！」と反応するあたり、彼女らしいっすね(●^o^●)
　しかし、彼を助けた際の掌の怪我はすっかり完治して傷跡すら残ってない状態になってる為、少し寂しさを感じるヴィクトリカ―――『いつの間に着物を着用したのか!?』っていうツッコミはあえてしませんが。

　ヴィクトリカへのプレゼントは、ヒール型のパイプ置き(＞▽＜)
　
　色も、ヴィクトリカと同じ瞳のです。
　これでいいと嬉しい表情を浮かべてます(≧v≦)

　次回のGOSICK－ゴシック－は、第11話『そのドリルは雄弁に愛を語る』です。
　地方で先行放送してテレビ東京は今週に放送されるという展開ですが、第11話は来週の特番の翌週になるそうです。
　たぶん、展開からすると、来週は休みで再来週放送って可能性もあると思います。
　とにかく、東京マグニチュード8.0の総集編みたいなまとめだけはキツイっす。


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