シュージローのマイルーム2号店
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新たなるヒメアの人格???その名は『幸福』。なんか名前からしたらいい言葉なのに、この作品ではなんとも…。 いつか天魔の黒ウサギ 第5話『そして天魔が、歌われる』
- ジャンル : アニメ・コミック
- スレッドテーマ : いつか天魔の黒ウサギ
すべてが終わった……はずなのに!!!
まだ、学園の周りの異変は消えてないし、なにより、ヒメアの様子が未だにおかしい!!!
バールスクラは奥へと消えた事も知らない大兎からすれば、これもバールスクラの罠と思ってもおかしくない。
だが、ヒメアの肉体を乗っ取ってる“異様な者”は、こう名乗った―。
サイトヒメアが造り出した『魔法』。
『幸福』の魔法-。
どうやらそれは、9年間の虚無の中で封印され、あまりの寂しさいによって今にも壊れそうだったヒメアが1人ぼっちの中で作り上げた魔法だというのだ。
しかも『幸福』は、なぜか制服を少しずつ脱ぎ色っぽい雰囲気をかもし出しながら、大兎に近寄っては彼の制服のシャツのボタンを1つ1つ外していく!!
もう二度と、寂しくない様に…。
あまりにも突然の状況に困惑する大兎。
幸福は、もうすぐ世界は終わるからと申しながら色っぽく迫っていく。
だがその時、赤い液体が津波のごとく2人の前に現れまして、大兎はすぐさまそれを見ようとするが、幸福は両手で大兎の両目を優しく塞ぎ、見てはダメだと語りかける。
幸福の台詞からすると、あの赤い液体自体が『天魔』の攻撃 らしい。
さあ、始めましょ。
ただ幸福のまま、世界を終わらせる為に…。
お前が、今回の“鴉”か!?
無論、月光は自らを 天才!と返答し、天魔は「威勢がいい」と言いつつも、なぜか月光をからかうかの様な事を言いながら彼以上に相手を見下している様子だった。
赤い月、壊れた魔女、鴉、闇夜を抱えた浮腫、それらが鳴く。
月光はどんな感じで鳴くのか――。
もちろん、月光の「お前がココに呼んだのか!?」という問いに簡単に答える訳がない。
あまりにも見下された感の月光は、スペルエラーを出して能力発動をするも、天魔にはまったく効果ゼロ。
美雷もかなり動揺しまくってしまいますが、とりあえず黙らせました。
とりあえず、本来の姿を見せたら月光と美雷の存在が消し飛んでしまうって事で、彼らの理解できる概念としての仮の姿として、月光たちの前に姿を現した天魔。

どこぞのRPGのラスボスだよ(>_<)
まあ、月光からすれば、そんな姿で屈服させられるものかと、彼らしい挑発で返答っす☆ミ
だが、天魔は月光の挑発にも意すら介さず、予言がすでに動き始めてる と伝えると、現実世界にある学校で天魔が何を起こしているのかを、映像で見せ付けてきました!!!!
学校全体を仮の姿の天魔が、赤い液体を大量に出して覆いつくしていく光景を…。
美雷も自分の私物が犯されていくのを見て、怒り心頭で雷撃をぶちかますも、天魔にそれを跳ね返されて玉砕。
とりあえず、気絶程度で済んで……ホッと一安心の月光。
まさかの月光が美雷に心配をかけてくれた事に、美雷も大喜び――― なんだけど、すぐに普通の月光の態度に戻ってしまいました。
月光って、ツンデレ生徒会長 だったんですか!?
それはともかく、自分たちに力の差を感じさせる為にやってきたのかと改めて質問する月光。
天魔も、月光の言葉に『面白い』と言い、予言にも影響が来るかもと告げた後、ようやく天魔が月光に言葉を発する。
世界を壊し、自らもまた、壊れて消える『災厄の存在』。
その存在である“最古の魔女ラミエル・リリス”が、まもなく現れるというのだ。
魔女とはヒメアの事かと尋ねる月光。
天魔は、魔女の心は、あの孤独の中で『壊れて』しまったそうで、いつか必ず人間たちを襲い世界を壊していくと語る。
それは、予言に出ている というのだ。
しかしそれは、ヒメア ではなくて ラミエル・リリス だという。
ラミエル・リリスは、最古の魔女にして異形の神――。
そして魔女は壊れて、予言のままに、世界は溶けていく…。
だからこそ天魔は、月光に『その時』が来れば、ラミエル・リリスを殺す為の力を貸そうと提案をしてくる。
天魔からの提案に、月光の答えは、お断りだ!の、即答のみでした。
でも、天魔は憤怒する気配すらなく、逆に必ず月光は、自分たちの力を求めてくると断言する!!!!
それらの天魔の言葉を聞いた時、月光は、天魔は 魔女に怯えている!と見抜く。
その瞬間、今まで静かだった異空間が揺れだしまして、これが『図星』だと理解した感の月光は、いつものとおりの毒舌満載の挑発を天魔に向かって連呼しまくると、天魔も憤怒したかの様に次元違いの力を放出する!!!
お前の願い、オレがかなえてやる。
これは“取引”だ!
天魔という存在を初めて知った大兎。
幸福の話では、ヒメアを喰いにきた というのだ。
事実、赤い液体も触手となってヒメアを襲うが、一気に返り討ちにした。
そんな彼女は、なんでか大兎に私を抱きなさい!と色っぽく迫る!!!
大兎は、ヒメアとして『幸福』を止めようとするが、幸福の赤い悲しみの涙を見て躊躇してしまう。
その隙に、赤い液体の触手が、彼女の背中から攻撃をし、なんと幸福を全裸に(; ̄O ̄)
この一撃で、幸福は意識を失いすぐに意識が戻るが――― 大兎の手を取るなり、まるでアンドロイドみたいな事柄を述べていく。
犠者の安全を確認。
自己修復開始……幸福、再起動。
ヒメアの背中の傷が修復され立ち上がるが、未だにそこにいるのはヒメアではなくて幸福の方だった。
大兎は、本物のヒメアを返す様に求めるが、幸福は言う資格があるの??と返答。
大兎には『本当の愛』はわからないし、この肉欲に目がくらんだのでしょなどなど、とにかく好き放題勝手な事を述べる幸福に対して、大兎は抗議をする。が、幸福は、なぜこんなに不安を抱えて1人ぼっちで怯えているのかと告げ、冷酷に『最低!』と罵った上で大兎に精神的な揺さぶりをかけてくる。
可愛そうな、サイトヒメア。
あなたに、この魔法は止められない。
そして、大兎に縛る様に抱擁してから、一気に襲い掛かる赤い液体の触手たちを次から次へと破壊する。
その姿を見て、大兎は自分の優柔不断のせいでヒメアが『壊れて』しまい彼女の笑顔を奪ってしまった事を自覚し、自らの力を発する―― それはなぜか、幸福にとっては不快なものらしく、大兎の胸を貫いてしまう。
時間的には、新たな15分は越えたみたいで、再び最初の死を迎えてしまう!!!!
覚悟を決めた大兎は、幸福に向かって自分が見たいのは『幸福』のではなくて『ヒメア』の笑顔で、彼女の笑顔が好きだからこそ、もう一度笑ってくれと嘆願をする。
彼の言葉に、深層心理に閉じ込められてるヒメア本人がわずかずつだけど出現する。
そしてヒメア本人は、自分のせいで大兎を巻き込んでしまった事を涙ながら謝りまして、大兎も自分の優柔不断のせいでヒメアを苦しめ不安にさせてしまった事を謝る。
その瞬間、幸福は、サイトヒメア人格による抵抗の確認をし、同プロセス遮断&再試行を行って抵抗した上で、犠者である大兎ではヒメアを幸福にできないし不安は消えないと語る。
ヒメア本人も、それでも大兎を……と語るも、ヒメアの真の願いは『世界の幸福』とインプットされてる幸福は、第一段階再展開を発してヒメア本人を再び押し込もうとする。
天魔がヒメアを喰らうというのなら、
オレがどうにかする!
まだ心が折れていない大兎は、バールスクラからも幸福からも、ヒメア本人を守るし見捨てないし忘れないし、そしてヒメアを笑顔にするのはオレだ!と必死に訴えながら手を伸ばす。
この幸福すらいらないと覚悟を決めた大兎の訴えに、幸福の機能が停止しヒメア本人も大兎の手に触れる!!!
これによって、ようやく赤い雨の悪夢が終わりを告げ、大兎とヒメアの仲もより一層の強さを感じるのでした。
大兎とヒメアがアツイキスもかわしたところで、ようやく月光&美雷も現実世界に帰還。
もちろん、大兎たちには月光たちも偉い状況に陥っていた事は知りませんが………とりあえず、彼のおかげもあって、天魔の事もしっかり処理したそうです。
それを聞いて、ヒメアは月光と天魔が取引をしたという危機感を募らせ、天魔と取引をした人間なんか~と言葉を続けようとするが、そんな刹那の中で、月光はスペルエラーの刃をヒメアのノド元に突きつけて尋問をする。
もちろん、大兎の動きを抑える為、美雷に彼の動きを抑えさせる。
サイトヒメア。
ラミエル・リリスという言葉、聞き覚えは??
その名を聞いて、ヒメアはどこかの言霊かと答え、そんなので拘束できるとでもと険しく言葉を返す。
月光はそれを聞いて、それを知らないのなら、天魔どもはヒメアにもう興味がない!と一蹴。
それを信じるか否かについては、ヒメアの認識に任せるみたいだけど、とりあえずは、天魔どもには二度と自分の奴隷どもには手を出すなと約束させたそうです。
まさかの展開に、ただ驚くしかないヒメア。
美雷の話では、月光に天魔がヒメアを殺す様にと命令をしたが、自分は二流の弟と違って、仲間は裏切らない主義だと堂々と宣言したそうですって!!!!
当然、超ツンデレすぎる月光は、美雷にお仕置きの時間とばかりにスペルエラーで脅迫❤
一度、この刀の地獄を味わってる美雷には、そりゃあ逃走したくなるのもわかりますね☆彡
これで、なんとか一件落着………なはずだけど、大兎の表情は、未だに不安は払拭できなかった…。
あの『幸福』の魔法は、昔の自分の罪。
バールスクラに押し付けて封印をしていたが、自分が大兎と生きると決意をしてバールスクラが消えてしまった時、封印をしていたはずの『幸福』を返してもらったのに、自分が肉体を乗っ取られてしまったと反省する。
同時に、自分の中にあった天魔も幸福も追い払ってくれた大兎の凄さを実感したそうですが、大兎からすれば、天魔は月光がやってくれただけで、自分は何もできなかっただけ…。
でも、ヒメアから見れば、大兎がいなかったら自分は“ここ”にいなかったのだと感じてるのだから、今はこれでいいですよ、大兎。
自宅に戻った月光は、美雷をしっかりお仕置きをした後、ヒメアがラミエル・リリスの事を本当に知らなかったと実感するが、ただ、天魔が語っていた『予言』の事が頭から離れる事はなかった―――。
さてさて、遥はというと………本来の彼女からして無意識な状態で公園に佇んでいた。
なぜ泣いているのかわからないが、ただ、時々だけど記憶がなくなるという。そうでして、
遥は、そんな今の自分が“異常”だとを理解はしているみたいですが……。
そんな事があった帰り道、街に立ち寄って明日の大兎へのお弁当の為の具剤購入へとそのまま向かいまして、その際、彼女のクラスの女友達とバッタリ遭遇をしちゃいました。
明日こそ、食べてもらえたらいいな…と自身なさげに語る遥に、女友達たちも、ヒメアは確かに可愛いと認めつつも、やはり遥の幼馴染である大兎への怒りが込みあがる(≧▽≦)
そして、今度こそヒメアに勝とうという意気込みで、無理やり遥を連行して一緒に買い物へと向かう――。
買い物の最中、大兎の好きな食べ物が『お肉系統』だと思い浮かべる様に友達に語る遥。
ところが、友達の1人が自分が好きなのを持ってきてしまいまして……まあ、それがきっかけになってしまって、大兎が好きなの全部持ってくるといういい加減すぎる展開になってもうた(>_<)
こうして、なんとか大兎へのお弁当の材料を購入できた遥。
だが、1人で自宅へ帰っている最中の道のりで、日向と遭遇!!!
月の外側の化け物どもは、
ずいぶんと残酷なマネをするものだ。
突然の日向の言葉に、エッと思う遥。
さらに、その光景を眺める“2つの影”も近くに佇んでいた( ̄口 ̄;)!!!
次回のいつか天魔の黒ウサギは、第6話『すれ違いの≪課外≫授業』です。
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