シュージローのマイルーム2号店 |すべてを喪失せし集。しかも、亞里砂の方はといえば、かつてのマドンナ的生徒会長とは思えぬ程の崩壊ぶりを拾うしまくりです!! ギルティクラウン第18話『流離：Dear…』

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すべてを喪失せし集。しかも、亞里砂の方はといえば、かつてのマドンナ的生徒会長とは思えぬ程の崩壊ぶりを拾うしまくりです!! ギルティクラウン第18話『流離：Dear…』

ジャンル : アニメ・コミック
スレッドテーマ : ギルティクラウン

　まさかの涯の登場と王の右腕の強奪。
　突然すぎる事態の急変に驚愕する綾瀬・ツグミ・アルゴ。
　もちろん、近くにいたダリルやアンチボディズたちも牙を向こうをするも、突然、涯を守れ という指令が下ってしまう。
　そこに、国連によるステルス機が上空に飛来してきまして、生徒たちはなんとかしてくれと涯に嘆願するも、当の涯は、いのりから取り出したヴォイドを返却すると、容赦すらなく、今度は難波や数臣ら一番最初に集に銃口を向けた3人が強制的にヴォイドを放出されて集約したランスの先みたいなヴォイドを作り出す。
　そしてそれがステルス機に向けて放たれ、ステルス機から放出されたミサイルの数々をバリアで防いだ上で、そのままステルス機の操縦室を貫通して撃墜させる。
　だがその代償として、難波や数臣ら3人は、一気にキャンサー化して灰燼に喫してしまいました。

　涯の復活に、ツグミも綾瀬も駆け寄るが、難波ら3人が死亡した事で激怒した1人の女生徒が、ヴォイドで襲い掛かるも、銃でヴォイドを粉砕されて死亡。
　あまりにも滑稽すぎる光景に、涯は今の自分は 選ばれた者 で、自分に従うか敵対して死ぬかの選択を、ツグミと綾瀬はおろかアルゴにも強制的に迫らせる。
　そんな折、歩み寄るツグミに横から銃口を向けるエンドレイヴの1体。
　でも、涯の存在自体があまりにも気に喰わないダリルが、ツグミに銃口を向けるエンドレイヴを止める形で止めただけでなく、なんと周りにいるエンドレイヴたちにも牙を向けるという暴挙を敢行!!!
　おかげで、ツグミたち葬儀社の生き残りや一部生徒たちはもちろん、いのりも集を連れてその場から逃走する。
　そして、ダリルはそのまま涯にも襲い掛かるのですが、涯を守るエンドレイヴの銃撃の嵐を受け、ギリギリのところで強制接続オフで命に別状はなかったものの、機体は大破する。
　大破の影響もあったけど、亞里砂のヴォイドが涯を守りました。

　戦いが終わった後、亞里砂は涯のところへ駆け寄る。
　そして、自分は役にたったのかと問うのだけど、涯はそんな質問に答える事すらなく、その場を後にする。
　こうして亞里砂は同志として、ダァトに迎えられましたとさ。

　ステルス機での撃墜失敗の次は、第七艦隊を使っての超強力火力を搭載した海軍部隊が動き出す。
　10年前は救助の為に向かったその艦隊も、今回は侵略ではなくてウィルス殲滅の為の爆撃を行う為に出撃を行うのですが、上空からの瞬時の攻撃により、逆に一気に殲滅される。
　国連にとってはまさかの事態に、動揺が広がる。
　そこに、涯が電波ジャックで国連の会議場にハッキング乱入を侵し、256機のルーカサイトによって、地球全土の行動はすべて自分の手の内にあると同時に、24区内の300キロ以内の立ち入りやいかなる軍事行動すら、自分の許可なしに行う事すら禁ずる旨の宣戦布告を世界中に通達する。
　もちろん、このルーカサイトを管理しているのは、あの研二でありますが。
　そして涯が要求する事はただ1つ―― 邪魔をするな！

　それから3日後。
　倉知から、色々ないきさつに関する報告を聞く翁。
　ヴォイドこそが、此度の事態を引き起こした根底にあるもので、フリーメイソンなどの秘密結社が築かれる以前より遥か前に存在していた秘密結社ダァトが求めるものだったと気付いた彼は、さらに亞里砂までもが的と合流を果たした事を聞き、あとの交渉ごとを倉知に任せて、自分はやらねばならない事があると告げる。

　たぶん、翁に見捨てられたと思われる亞里砂は、しっかり偵察部隊の司令部の一員として扱われてまして、涯がいのりを求めてる理由を聞こうとしても、自分たち末端の人間にはわからないという解答に不満満載。
　もちろん、自分たちの主 という訳で、呼び捨ても不敬ですって(＞▽＜)

　葬儀社などの一部の面々を取り逃がす原因を作ったダリルは、四分儀と一緒に同じ部屋で監禁状態です。
　そして四分儀は、意外にも嘘界とチェスの勝負。
　もちろん勝負は、嘘界のわざと負け。
　まあ、彼自身も涯に聞きたい事があるみたいで、わざと負けて、四分儀の涯への謁見を認めさせました。

　一方、ダァトに協力していた春夏の目的は、集を『王の運命から解放させる事』という陳腐なものでした。
　言うまでもないが、こんな程度で解放されるとは思えないのですが…。

　その集ははといえば、いのりと一緒に追っ手から逃げてる最中だが、右手も王の力も失い、完全に意気消沈になっていた。
　そこへ、亞里砂たちの監視の目にロックオンされてしまい、すぐに部隊が派遣されそうになってしまうが……その進行を立ち塞ごうと、翁が率いる軍勢が襲撃をかけまして、亞里砂がいる部隊と翁の部隊との銃撃戦に発展。
　亞里砂も翁の存在を確認し、部隊に銃撃の一時中止を求めさせてから翁と対峙するが、すでに身内である亞里砂を愚か者として斬り捨てる覚悟をしていた翁は、まずは銃口を向ける数名の兵士を斬り捨てると、そのまま亞里砂に向けて日本刀を振りかざし出す。
　だが、殺される恐怖から、咄嗟に持っていた銃の引き金を引いてしまった亞里砂の銃弾は、そのまま翁の心臓に命中してしまい、彼はそのままうつ伏せになって倒れ息を引き取ってしまう!!!
　ここで亞里砂が絶叫してしまうなら救いようがあったものの、自らの手で祖父を撃ち殺しても冷静な態度でエンドレイヴの出撃を求めてしまうあたり、もう結末が何も言い様がないかもしれませんね。

　でも、翁と亞里砂の会話の一部始終を偵察という形で聞いていたいのりは、自分が狙われてると知って集のところへ戻ろうとするも、そこへ街に巣食う暴徒たちに周りを囲まれてしまう――― が、次の瞬間、いのりはその暴徒たちをボコボコに叩きのめしていて、またもや意識が一時的に失って凶暴化していた事を知ってその場から急いで逃げていく。

　失意の集は、ネットで在りし頃の仲間たちの画像を眺めていた。
　近くで集の動向を見ていた男の子に、あえて食料を提供してその場から場所移動をしていくが、そこに恐怖に駆られたいのりが戻ってきて、いきなり問答無用に集に抱擁をぶちかます!!!!
　しっかし直後、集を見つめるいのりの表情が艶っぽく変貌してしまい、このままでは――― と思われたが、集が必死にいのりの名前を呼びかけたおかげで、なんとか我に返ったいのりでした。

　その夜、自分の分の食事を食べてる最中、このままでは自分の手で集を殺してしまうと危惧するいのりに、鏡の中に映る自分とは違う女性が不気味に語りかけてくる。
　だってあなた、化け物だもの。
　その女性は、いのりの心は偽物で、化け物に心なんかある訳がないから、自分の下へ帰ってこいと囁く。
　女性の声に動揺するいのり。
　その時、かつて集が自分のヴォイドの事について訊ねようとした事を思い出しまして、その際、いのりはやはりいのりだからという彼の言葉が脳裏に蘇った彼女は、自分は自分と思いながら場所を移動して歌を熱唱し始める。
　彼女の歌が耳に入った集は、すぐにいのりがいるところへ赴くが、歌を聴いてるうちに、自然と目から涙が零れ落ちる。
　そして集の存在に気づいたいのりは、彼の元へ足を運ぶと、自分をキライにならないでと優しく告げながら抱擁を行う。
　もう自分は集からたくさんの気持ちをもらったし、たとえ他の人たちがウソツキと言っても、彼自身が己を嫌いになっても、自分だけは味方から責めないでほしいとも告白しまして、集を守る為にも、いのりは彼に別れの言葉を告げてから自分が囮になる事を伝える。
　無論、そんな事などさせたくない集は、いのりを犠牲にするならばと覚悟を伝えようとするが、いのりは自分のヴォイドのほんのわずかな力で集の額に衝撃を与えて眠らせる。
　おやすみ、集…。

　いのりを狙う為に配置されたエンドレイヴ部隊といのり単独の死闘が始まる。
　集を守る為に、全身ヴォイド凶器状態と化したいのりは、次から次へとエンドレイヴたちを殲滅していく。
　たとえ、自分の心が偽物だろうがなんだろうが、今ここにいるのは『いのり』という自分だから!!
　必死の思いを以って挑んでいくいのりだが、遠くから見下す様に見つめる涯が、弓矢のヴォイドを利用していのりの身体を打ち抜き、そのまま拘束してしまいました。
　涯から見たら、いのりは 最初からダァト側 で、人間と寄り添えない『化け物』だと罵る。

　いのりに眠らされた集が意識を取り戻すと、すでに夜明けになっていた。
　そして、今までの事が現実であったことを知り、いのりを助ける為に動き出す――。

　次回のギルティクラウンは、第18話『贖罪：rebirth』です。

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