シュージローのマイルーム2号店

　ある日、超元気いっぱいに駆け回る穏乃と憧。
　もちろん、走る必要もないところからダッシュしてるんですが、あまりの元気ぶりに全然ついてこれない和。
　子供ですか、って和のツッコミに、穏乃が 子供だよ♪ と元気に返答。
　なんとか2人がお先に待ってるところに到着した和だけど、フラフラしまくりで地面に転倒(＞＜)
　そんな和に、穏乃が 得意な事はないの?? と勉強全否定で質問。
　和は、しいて言うならばと、麻雀 と答えました。
　すると、穏乃と憧は、麻雀って言葉に猛反応しました!!!!

　それもそのはず。
　実は穏乃たち、奈良県にある中高一貫校のお嬢様校『阿知賀女子学院』にフリーパスで入れる上に、学内にある阿知賀こども麻雀クラブに通っているからでした。
　元は、学校内の部活だったものの、今はこどもクラブとして使用している状態。
　穏乃と憧に案内された和は、一緒にこどもクラブの教室の中へ入ると、そこでは多くの小学生たちが麻雀をプレイしてました。
　もちろん、原作とは、子供たちの位置関係が逆になってますね(＞▽＜)まっいいか♪
　ほかの子供たちから見れば、憧の方が憧れの的☆彡
　穏乃は、さりげなく和に、こどもクラブの講師をやってる大学生の赤土春絵に挨拶をしまして、有望な新人として、和を紹介。
　赤土から見たら、胸の方に将来性を感じた みたいですね☆彡
　そんな事もあったけど、ご挨拶の麻雀スタートっす。


　穏乃・憧・赤土・和の4人での戦い。
　最終的には、ツモの2000・4000発動により、和のトップで終了。←トップで終わりはオリジナル
　でも、穏乃＆憧は クラブのNo.2＆3 でして、赤土の一声で、穏乃が クラブのNo.1 に連絡。
　そしてついに、No.1である中学1年生――― 松実 玄が登場です!!!

　言うまでもないが、和とご対面というよりも、和の胸に興味津々。
　自分より1歳年下なのに、自分の姉と同じかそれ以上の大きさだ～～と興奮まじりに語っちゃいまして、早速ながら、赤土からセクハラだと軽いゲンコツ1発が炸裂っす。

　そんな訳で、赤土のところに玄が座り、子供同士によるプレイ開始。
　でも、牌を打っていくごとに、オーラスまで一度もドラを見かけてないので、赤ドラを抜いたのかと和が訊ねてきまして、それを聞いた憧も、和のところにドラが行く訳がないと意味深発言をする。
　一度もドラが姿を見せてないのは、玄が手を開いてないから。
　すべてのドラは、玄の元に集まる!!
　それを聞いた和は、そんなオカルト的な事はありえないと動揺しながら立ってしまいまして、和の立ち上がりにビックリした玄は、つい手持ちの九萬を落としてしまい、狙ってた穏乃が8000のロンを決めてしまう。
　これで終了って事になり、愕然としちゃった玄だけど、彼女の手牌を見てみたら、本当にドラ8が揃ってました。
　和も偶然だと語るけど、なぜか自信満々に憧がもう一度打って試してみようと強気で語ってくる!!!

　色々と勝負をし終えた3人は、夕日が照らされる中の道を通って帰宅の途につく。
　久々に眠くなるまで打った穏乃たちだけど、結局、ドラはみんな玄のもとに集中しっぱなしだったけど、10回続いた利したら別の理由を考えるくらいにビックリした体験だった模様です。
　でも、現時点では、小学4年生以上で出入りしてるのは、穏乃と憧と玄のみ。
　そこで、和に麻雀こどもクラブへの直球的な勧誘を行いまして、和もこれを了承(*^o^)／＼(^-^*)
　これによって、上級生4人で打てる機会が増え、楽しみも増えた感じで嬉しがる穏乃でした♪

　その日から、穏乃・憧・和・玄たちと子供たちや赤土を交えた楽しい日々が続いた。
　みんなといると楽しい♪
　まあ、穏乃・憧・和の3人一緒でアイスを食べる部分がカットされましたがね☆彡


　ある日のこどもクラブでの最中、和が赤土は大学生なのに、なぜ時間を作ってまで麻雀教室をしてるのかという、もっともな疑問を穏乃に聞いてくる。
　実はこの奈良県では、県内最強の晩成高校 というのがあって、40年ほどの設立以降、ほとんど毎年の如く、県大会を勝ち抜いて全国に行ってる常連校があるという。
　でも、その晩成高校が6年前、県大会でたった一度だけの敗北をした事があって、その時の快挙をやったのが、阿知賀女子学園の麻雀部に所属していて、かつエースだった当時高校1年の赤土だった。
　今でも語られてる 阿知賀のレジェンド という強さを誇ってたが、その6年前は、怒涛の快進撃で全国大会の準決勝にまで進出したが、エースだった赤土が大量失点して惨敗。
　その直後の彼女は、しばらく牌に触れる事すらできない程にショックを受け、結果的に麻雀部を退部。
　彼女亡き後は、主力だった3年も卒業した事で、阿知賀女子の麻雀部は急速に衰退し、ついには、麻雀部が休部になって現在の麻雀こどもクラブになっているというのだ。
　本当に麻雀をやりたいならば、阿知賀ではなくて晩成に行くはずだし、あの6年前だけが奇跡の年だったと語る穏乃だが、直後にさりげなく語った『赤土がこの教室をやってるのはリハビリみたいなもん』という言葉に、和もストレートな発言を言ってしまう。
　昔そんなに活躍した人なら、
　リハビリが終わったら、ここ…やめちゃうんでしょうか!?
　これには、さすがの穏乃も取り乱す程に動揺してしまう。
　でも、赤土が現役復帰するならば、それは喜ばしい出来事なんだけど……それは同時に、このこどもクラブがなくなってしまうという現実へと繋がっているかもしれない事に、穏乃も複雑な心境になるのだった。

　その夜、複雑な心境が残りまくりながら入浴を終えた穏乃は、母親が見ていた麻雀のタイトル戦の放送を少しだけ見守る。
　このタイトル戦に出ている小鍛冶プロというのは、6年前の阿知賀女子を打ち負かした高校にいた1人で、表情がメッチャよそよそしい雰囲気を漂わせてるものの、史上最年少の八冠保持をしているレベルになっていた。


　いつもみたいに、阿知賀女子にやってきた穏乃たち。
　もちろん、彼女らは小学6年生って事で、どこの中学に通うかの選択肢を決める時期になっていた。
　穏乃と和は、阿知賀女子にしようとしてるが、憧は麻雀がしたいって事で阿太中へ進学しようと決意していた。
　それを聞いた穏乃は、たまには遊ぼう と約束をするのだった。

　そんな会話をしてた3人が、こどもクラブにやってくると、赤土が初老の女性と会話してる姿を見かける。
　この女性こそが、福岡の実業団監督 で、ついにスカウトにやってきたのだ!!!
　穏乃は、複雑な心境ながらも、赤土を笑顔で見送る事を決めたみたいっす!!!

　後日、赤土の壮行会が開かれ、生徒たちみんなで彼女を見送る。
　赤土もまた、こどもクラブで麻雀を教えてるうちに、みんなの楽しい笑顔を見てて『自分がどんなに麻雀が好きだったのか』という気持ちを思いだしたと本音を語り、みんなにお礼を述べました♪
　そして、阿知賀女子にあった麻雀こどもクラブもまた、その幕を閉じるのでありました――！

　時が流れ、阿知賀女子学園の中等部に進学した穏乃と和。
　でも、時の流れは残酷なもので、違う中学に進学した憧とは放課後すら遊ばなくなり、赤土とも連絡がなく、さらに和もまた、2・3年ぐらいで転属になる仕事柄、来年の春には奈良県を去る事になったのだ！
　穏乃は、和と違うクラスになった時点でそういうのを覚悟をしてたみたいで、彼女に寂しい表情を見せまいとこの場から気楽な感じを装いながら立ち去っていった。


　さらに時が流れ、中等部3年となった穏乃。
　体力の底なしは相変わらずだが、もう麻雀から離れていた。
　だが、夏休みのある日、テレビのチャンネルを変えてる最中で『全国中学生麻雀大会』の個人戦決勝の模様が放送されていて、昔取った杵柄とばかりにそれを見てたら……なんと個人戦決勝に進出した上に優勝を決めた和の姿が映し出されてまして、穏乃は仰向けに倒れてしまう程の衝撃を受ける!!!
　その衝撃ぶりはハンパじゃなく、つい外を全力疾走で走ってしまう程でして、かなりのテンパり姿を披露しつつも、中学以来、再会すらできていない憧に連絡を入れる。
　憧もまた、穏乃と同じ気持ちだったみたいで、変な気持ちをぶつけるなら穏乃がちょうどいいと、オイオイ発言を言ってるよ!!
　穏乃は、自分もあの大会に出場したいと後先考えずの爆弾発言をぶちかますも、色々な障害が満載!!!
　もう自分たちは中学3年でインターミドルは無理だし、高校に進学してインターハイに出ようにも晩成高校でないと無理だし、そこに入るだけでも偏差値70の難関だし、阿知賀女子に進学しても麻雀部はない上に部員を奇跡的に集めても晩成に勝てないし、トドメは憧も晩成高校を決意しているのだ!!!
　これで穏乃と憧の会話は、穏乃のブチキレで終了。
　憧もまた、全国にいけるならば、阿知賀に行きたかったと本音を漏らす――！


　後日、阿知賀女子の旧麻雀部（旧こどもクラブ）に足を運んだ穏乃は、その扉に手を触れてみると、部室の扉は開いてて、内部は自分たちがいた頃とは遜色ない程にキレイに手入れされていたのだ。
　それもそのはずで、こどもクラブが解散しても、高校生になってる玄が、麻雀教室で決めた掃除当番を2年以上も守り、律儀に掃除をしてくれていたのだ！
　いつか、戻ってくると思ってたんだ♪
　誰かがまた、あの頃みたいに――！
　それを聞いて、穏乃は改めて、ここで麻雀がしたいし、全国大会へ行きたいと訴える。
　たぶんだが、和もそこにやってくるから!!
　それを聞いた玄は、これに賛同。
　来年の春までにここの麻雀部を復活させる事から始め、手始めに2人からで登録できる『同好会』からスタートして、部員5名揃ったら部活に昇格できる様にというところから始めようとする。
　でも、生徒数が少ない阿知賀女子で部員5名は……と思われたその時、憧が入ってくる!!
　晩成高校へ行こうとしてた憧だが、自分と穏乃が一緒の学校だったら、2人揃って全国の舞台で和の前に立てると決意表明しまして、またみんなではしゃごう！と告げるのでした。
　全国へ行こうよ！
　遊ぶんだ、和と――！


　Cパート。
　転校先の長野県の自宅にて、和が穏乃に対して、手紙を書き始めてました。
　そこに、優希が遊びに来まして、応対する為に机から離れる。
　原作では、優希の声はかかるけど姿すらお預け状態だったので、アニメで後姿が披露できてなによりっすね☆彡
　あと、このCパートは、原作は中等部3年の穏乃の姿が披露される直前でのシーンだったので、完全カットされるんではないかと少しヒヤヒヤものでしたわ。
　あと、一気に1話全部やったって感じですが、すぐにコミックスを越えるけど、準々決勝からが本当の意味での阿知賀編の始まりになると思いますね、原作よりもかなりゆるスピードで☆彡

　次回の咲－Saki－阿知賀編 episode of side-A は、第2話『始動』です。


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