シュージローのマイルーム2号店

　いよいよ2回戦開幕。
　解説者は1回戦同様、三尋木プロ(＞_＜)
　ここからは、上位2校が準決勝＆決勝へ進出するシステム。
　結果的に1回戦と同様、半分が敗退 となります!!!
　阿知賀女子の相手は、埼玉県の越谷女子・兵庫県の劔谷・北大阪の千里山。
　各々が席の場決めを終え、ついに先鋒戦開始。
　しかし怜はすでに、玄のところに本当にドラが集まるならば、それだけで手が透けて見えると思っていて、1回戦での不自然な打ち方から『玄はドラを捨てられない』と確信していました。
　そんな訳で、怜は玄のドラ麻雀の性格を利用して、ロンの1300で先制。
　三尋木プロは、玄がドラを切ればテンパイなのに切らなかったので、怜が3門張にしないでカンチャンで仕留めると実況しまして、憧は小学生の頃、玄がドラを切れない理由を話してたのを思い出してました。

　玄がドラを切れない理由、それは――― 母親の遺言だから。
　子供の頃から、手役よりドラを大事にしていた玄は、いつの間にかドラが多く来てくれるになっていたそうで、ドラが来るたび、彼女の母親から言われていた「もう少しドラを大事にしなさい」という言葉を思い出すそうな。
　だからこそ、ドラを1つでも捨ててしまえば、その後の何ゲームかドラがまったく来なくなるというのだ!!!
　まあ、和は、現象を信じないけど、気持ちを否定したくないという。
　だからこそ、手牌がドラで縛られたら、終盤に危険肺を打ちやすくなるというリスクが伴うのだ―――！

　その為に、ドラが来てもまったく切る事ができず、次から次へと怜のロンの餌食にされてしまう。
　そんな折、怜の牌のを見てみると、直前に変な待ちをしていて、玄はおろか、越谷女子の新井ソフィアも劔谷の椿野美幸も違和感があまりにも強く感じてしまう。
　憧は狙い撃ちされてるのを見抜き、穏乃は偶然だと否定するも、赤土も偶然とは全然思ってません。
　それもそのはずで、どうやら怜の打ち方は 地区大会からずっとこの打ち方 で、変な待ちを変える時は一巡以内に誰かから出和了り、不可解な鳴きをする時は誰かのツモ和了りをズラしてるというのだ。
　でもそれは未来予知ではなく、一巡後に裏目を引くのはほぼ皆無って事から、門前でテンパイしても滅多にリーチをかけないが、たまにリーチがかかる時があれば、それは―― 1発和了り完了!!
　その宣言となるのが、リーチ棒を立たせてのリーチ!!
　これを見た3人は、誰かが鳴かないと と焦りの色が濃くなってしまう。
　アニメでは、しっかりと稲妻が走りまくりですが、原作は普通に置いた感じですからね!!!

　数多のプロを輩出した関西最強の名門校の千里山が、昨年秋に、無名の選手をエースに据えた。
　それが、円城寺 怜――― 一巡先を見るもの!!!
　それを示す様に、怜はリーチをかけたすぐ後、ツモ4000で和了る(;￣O￣)

　圧倒的な実力差を3人に見せ付ける怜。
　一巡先がなんとなくわかってるのならば、平均テンパイ速度も常人以上。
　これだけでも、3人のライフはゼロに近い状態なのに、怜は2連続リーチ発動(＞＜)
　玄は、1万人の頂に近づくと、こういう次元の猛者もいるのだという事を肌で実感。
　そして勝負は劣勢が続き、ついには、トップの千里山とは72000点差の64000点にまで減少。
　いやそれどころか、劔谷の91600点や越谷女子108400点より下の最下位という状況でして、玄はただ牌を打ってるだけの精神状況に陥っていました。
　今は有利の劔谷と越谷女子だけど、このままやられっぱなしされる訳にはいかないとばかりに、疲労感が出まくってる怜に対抗する意味で、ポン即効を出し合ったりしてきますが、最後の最後で怜の1発ツモのリーチが炸裂!!
　トドメの2000・3900の3つ強奪 という荒業で、先鋒戦を終了しました。
　原作では悠々と場を離れるのですが、アニメでは出入り口にいた竜華に支えられての場の離れでしたね。

　結果的に、玄は守りの薄さを攻められまくって、スタートより40000点の損失。
　あまりにも無残すぎる玄の姿を見た憧と穏乃は、自分らで迎えに行くと語るけど、宥が自分が行くと志願。
　そして彼女1人で、フラフラの玄を迎えに行きまして、途中の通路で遭遇しますが……やはり玄は、みんなの重要な大事な点棒を取られまくった事をかなり悔しかったそうでして、宥がしっかり玄を抱擁しました。
　宥は、先鋒という“立場は怪物が暴れるエースポジション”だから、荒れる事が多い という事ですから、誰も玄を責めたりしないと慰めてくれた上に、今からお姉ちゃんが取り戻してきてあげるからねと約束しました。
　おかげさまで、気分的に落ち着いた玄。
　宥は、玄が1人で帰れるって事で、その場で玄と一時的に別れ戦場へと向かいました。

　一方の千里山の怜の方も、ようやく控え室に帰還。
　苦もなく勝てたと一安心の怜の流れに乗ろうと、今度は次鋒の二条 泉が出陣！
　まあ、怜ほどの怪物ではないので大丈夫ですぞ♪


　次鋒戦の場にやってきた宥。
　すでに、越谷女子の浅見花子、劔谷の依藤澄子、千里山の泉もお待ちかね。
　そして次鋒戦が開始されるけど、宥の最初の捨て牌は『サンソウ』。
　でも、これは千里山にとっては、計算どおり。
　どうやら、宥の打ち方は、妹のドラ爆体質みたいに何か異常があるのではと、頭脳担当の船久保が思い至ったそうで、怜も自分と同じく、来る牌がわかってるみたいな打ち方をする時があると、宥を推測する。
　でも、船久保は、宥の牌譜から、彼女の手元に来た牌の分布を出してみた結果、妹と同じく手牌が読みやすいという。
　あと、玄に関しては、調べるまでもなく、異常にドラが多いとの事(＞▽＜)

　当然ながら、泉はすでに朝一番に報告済み。
　次鋒戦もたっぷり取れると判断してますが、宥はリーチをかける!!
　玄ちゃんが取られちゃった点棒、
　お姉ちゃんが絶対取り戻すから…。

　次回の咲－Saki－阿知賀編 episode of side-A は、第6話『奪回』です。


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