シュージローのマイルーム2号店
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絶体絶命のアルファス計画と木葉の生命の危機。色々と明かされた事で、物語は壮絶予定のアニメ版ラストに向けて動き出す!! ZETMAN 第8話『普通の家族』
すると、出入り口前では、アンダータウンのホームレスたちが待ってまして、命を救われたという事でお礼を述べる。
後から出てきたジンも名前を訊ねられまして、一緒にご飯を食べようと改めて仲間だと認められたみたいっす。
だがそこへ、監視者たちが参上しまして、ジンと花子、そして正体を判明されたコウガの3人は、光鎧に呼ばれた事を告げられ、光鎧の元へ赴くことになりました。
一部始終の映像を見ながら、プレイヤーやジンの事を知りたいと光鎧に語るコウガ。
長い話になると光鎧は告げるが、彼はそれを覚悟の上で訊ねる――。
このまま、アマギコーポレーションの医療棟に連行された花子とジン。
翌日、入院する事になった花子は、ベッドに横になりながら、頭痛が止まらなくていつの間にか意識をなくしてた為に、フナムシの集団が襲い掛かってきたので目を瞑ってた以外は何も覚えてないという事を、監視者の1人に報告する。
とりあえずは、身体に異常がないし、頭痛が魅せた幻覚かもしれないという訳で、頭痛薬の処方&本日はこの医療棟の一室で休む事になりました。
報告を行った監視者の1人は部屋から立ち去り、不安な気持ちの花子は、自分が眠るまでいてほしいとばかりにジンの手を力強く握り出してきました。
マスターに呼ばれてエボルのバーにやってきた灰谷。
彼は、あのプレイヤーたちを止めに行っただけだし赤いZETは怖いから死にたくないなど、まるで自分は無罪だとばかりの弁論を披露して嘯くのですが、ある程度の情報はすでに入手済みのマスターは、あえて灰谷に向けて踵を返さず、話を聞いていく。
そこで、赤いZETの能力を見たのかと訊ねるマスターだけど、灰谷は当然の否定。
だからこそ、ZETは自分に任せてほしいと不敵な笑みを浮かべ、ZETは自分たちの仲間だと告げるのだけど、マスターは、まるでそれは絶対にないとばかりの不気味な表情で灰谷を見つめました。
一方、アマギコーポレーションの重役室では、コウガと木葉の父親である清造にアルファス計画の事が知られてしまい、仕方なしにすべてを報告せざるを得ない状況に陥った早見。
コウガの為に行った事だと告げるも、清造からしたら、そんなのは関係もない話。
なんと、アルファス計画に関するすべてのデータを提供する様に指示を出してきたのだ!!!
コウガの夢の計画が、ホームレスを下衆の部類と見ている父親の手に渡ってしまうという最悪の事態に―。
あと、下種と見ているホームレスと木葉の友達の処置だが……前者は、どうせ証言をしても信用する事はないから放置確定となり、後者の方は、昨夜の経緯についての記憶を消去して帰したそうな。
最悪の事態になり、計画変更を余儀なくされたアルファス計画。
アマギは日本国の屋台骨になっている状態で、コウガもいずれはコーポレーションの社長となる身。
だからこそ、彼には、アマギを守る『正義のヒーロー』のままであってほしいと願っている様子だった。
そして受付室で待ってるジンの元に、話をすべて聞いたコウガがやってくる。
彼は、天城の人間として戦う事が自分の使命だと決意を固め、子供の頃の様に一緒に戦ってくれるかと訊ねる。
ジンも、使命ならばそうだと語るも、コウガとは一度も組んだ覚えがない と一蹴し立ち去ろうとする。
それでもコウガは、ジンの生まれやZETの姿に感動したそうで、光鎧が天城グループに作らせたアニメのデザインが元になってる絵が描かれてる紙を、自分の胸ポケットの中から取り出しまして、つい興奮してジンに見せようとしてしまう。
この絵は、さらにアルファスのデザインも担当したそうだ。
だからこそ、自分とジンは兄弟で、出会ったのは運命なんだと、興奮交じりに告げるコウガ。
でも、ジンは プレイヤーとの戦いは遊びじゃない!と一喝。
無論、コウガは遊びじゃない事ぐらいは承知の上。
自分は アルファス として、ジンは ZETMAN としてプレイヤーと戦うという事に―。
ジンの『ZETMAN』という命名は、ヒーローとしてのジンの名前 だという。
話し合いが終わり、面会謝絶が解除された木葉に呼び出された2人。
早速、自分が監禁されてた際、アマギが造ったというプレイヤーの事について訊ねられまして、そのプレイヤーと戦った2人は何か知っているのではと質問してくる。
コウガはそれを話そうとするが、ジンは彼を睨んで黙らせる。
そしてジンは、調査中 だと告げて木葉に無理やり納得させました。
言うまでもないが、木葉は疑ってるのは明白。
当然、これは天城家の問題だと反論したコウガだけど、今はまだ知らなくていいと告げるジン。
そんな折、花子から 今から退院をする との報が入りまして、ジンは仕方なしにこの場から離れる。
もちろん、コウガの事が心配で場にやってきた葉子にも、天城の名を持つ者のケジメとして、人助けをするのだと戦う理由を告げる
花子の元に向かうジンだが、途中の道のりで、光鎧と出くわしまして「女と別れろ」と告げられる。
親しい人間を作るなと警告したにも関わらず、それを破ってるジン。
彼自身、花子を放っておけない と思ってまして、ジンの肉体に何が起こってるのか調べたそうで研究所に行くかという誘いに、そのまま通り過ぎて花子の元に向かう。
このまま花子のところにやってくるジンだけど―― どうやら、研究所に寄る様子でして、一緒に帰ろうと誘う花子に、家に戻る様に説得を執り行いました。
でも、花子からすれば、家にいる方が孤独に感じるし、親と一緒にいる方が嫌だという。
ジンは、家族と仲良くできない者はキライだと返答した上で、左で軽く肩を優しく叩きながら「後で迎えに行く」と声をかける。
そして、家で帰りを待っている人がいるのは嬉しい事や、家に帰ってくれたら安心して用事が済ませられると告げてくれまして、花子もジンが迎えに来てくれる事を祈る様な気持ちで帰宅の途につきました。
だが、この一部始終は、木葉に目撃されていました!!
病院を後にしたところで花子からのメールを受け取ったジンだけど、光鎧らと一緒にいたのはなんとコウガ。
これからの事を知る為に同行するそうでして、こうなった以上、避けては通れないとばかりに、同行を許した様です。
ジンも同行を許可したみたいで、一同に黒塗りのリンカーンに乗って今使用されている研究施設に向かう。
それを病室から見つめる木葉は、先程の件もあって、なにか取り残されてる様な複雑な表情を浮かべながら見送るのでありました。
研究所にやってきたコウガたち。
ジンが身体調査をしてる間、光鎧はコウガに自分たちがやっていた研究のいきさつを語る。
どうやらアマギは、ZETではなくて NET という新たな人類の生命体を造ろうとしてたそうで、ZETはその過程の中で偶然生まれた産物だというのだ。
光鎧は、対プレイヤーの切り札として利用する事を考えていた。
だが、神崎は、NETのNの字が横になったZという文字を見て――。
調べた結果、暴きの輪を取り込んだ事により、ZET因子は78%少々を保っている状態だが、それでも完全体ではないというのだ。
つまり、暴きの輪だけでは不十分 なのは明白だった。
同時に、別のところにいる神崎にデータを送ったところ、反応があった と報告が入る。
どうやらこの邂逅は 2年ぶり だそうな。
ジンがこの研究所にやってきた際は、ZET因子はわずかでほぼ人間と同じ状態になっていた。
神崎はこの結果に満足した様子で、今まで沈黙をしていたというのだ。
検査を終えてそれを聞いたジン。
コウガ自身も、光鎧から話を聞いて思ったのは―― ジンは周りに振り回されてるのではないかという事。
しかし、ジンはこれを否定。
ZETとしてい生きる事を選択し、その為に完全体にならないといけないという決意を持っているのだ。
そんな折、コンピューターの会話に、ジンが来ているのか?というメッセージが流れる。
ジンはコレを見て動揺を隠せずに、コンピューターの会話の前に駆け寄ってしまう。
そんな彼に、光鎧は、どうやったら完全体になれるのかと聞く様に薦めてしまいまして、神埼も暴きの輪までたどり着いたのかとコメントを行う。
ジンは、じいちゃんに逢わせろと詰め寄り、光鎧もこれを了承してじいちゃんがいる部屋へ通じる電子扉を開封する。
扉が開いた事で、ジンとコウガは一緒になって、奥へと向かう。
もちろん、後から光鎧も2人の後を追う様にして歩を進んでいくのでした――。
通路の一番奥にやってきたのは、滅菌作用満載の部屋の前。
後からやってきた光鎧は、電子ロックされているじいちゃんがいる部屋へ入る扉を解除させ、中にいる神埼とジンを対面させる。
部屋の中にいたのは、神崎の頭部。
しかもそれは、頭部に機械の体を装着させられ、その機械を動かす為の生命維持の回線も装着された知識バンクとして生かされた状態だったのだ。
ところが、光鎧にも誤算があった様で、バンクではなくて、自己意識を得た のだ。
この状態のじいちゃんを見せられ驚きを隠せないジン。
光鎧は改めて、完全体になる為の条件を直接聞く様にと、言葉巧みに仕向ける。
確かに、じいちゃんを殺害したのはプレイヤーで、それと戦う為にジンが存在しているのだと―。
守りたい者ができた今、どうすればいいのか―。
その一方で、コンピューターには 赤い石を持っているか と表示される。
極限の選択を迫られるジン。
彼が決断したのは、じいちゃんの生命維持の回線遮断 だった。
これにより、じいちゃんの生命維持が急激に崩壊していき、最期の言葉を残してようやく死を迎えました。
もちろん、コウガは あなたは鬼だ と軽蔑。
ジンは、灰谷には自分が会うといって、その場を離れていきました。
そこで彼は、コンピューターに遺されたじいちゃんからのメッセージを目撃しまして、食べてるよと言いながら涙を流しました。
…ジン……ちゃんと……ご飯……食べてるか?
じいちゃんが遺した『赤い石』という意味を聞いて、前に木葉が自分に見せた赤い石のペンダントの事を思い出したコウガは、急いで自宅に電話をかける。
葉子が応対をするが、すでに彼女は木葉と一緒に自宅に帰還済みの上、すでに部屋で睡眠中でした。
しかし、その話は、灰谷に情報漏えい済!!
その上、天城家の邸宅には、透明能力のある完全装備のプレイヤーが送り込まれていた。
明日じゃ遅いねぇ♪
次回のZETMANは、第9話『形見の行方』です。
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