シュージローのマイルーム2号店 |夏色キセキ【BS11版】第1話『11回目のナツヤスミ』

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夏色キセキ【BS11版】第1話『11回目のナツヤスミ』

ジャンル : アニメ・コミック
スレッドテーマ : 夏色キセキ

　神社の裏側にある小さな石の台座『お石さま』を取り囲む4人の少女たち。
　逢沢夏海、水越紗季、花木優香、環　凛子。
　4人は、お石さまの台座に手を付けて一緒に何かを願う――！

　4年前、4人はこの石にある“伝説”を確かめる為、この石に触れた事があった。
　4人一緒かつ4人が同じ気持ちで願えば、
　その願いは叶うという伝説を確かめる為に――！
　しかもそれは、どんな願いも叶う という。

　いつもみたいに起床をし、弟の大樹を尻目に朝食を取って朝練に出かける夏海。
　出かける前に、紗季にメールで朝錬に来る様にと打って送信をしますが、メールの届け先である紗季は、朝食の最中に夏海からのメールを受け取るも、まったく無視のまま学校へ登校しました。
　おかげで、テニス部の朝練には、夏海1人でやる事になってしまいました。

　朝練をバックれた紗季は、すでに教室の自分の席に座っていた。
　でも、どこか冷めた感じがしてて、CDアルバムを手にしてご満悦に話しかけてきた優香と凛子に対しても、全然興味すらない上にそんな時間ないからという態度で返してしまいました。
　そこへ、朝練を終えたばかりの夏海が、練習着のままで教室に参上しまして、紗季を強制的にテニス部の練習場に連れてっては、なぜ朝練に来なかったのかと問い詰める。
　どうやら、地区予選が終わった際、来年は自分たちがメインだから朝練をやろう！と紗季の方から申してきたそうで、夏海も一緒になって練習とかを行ってきた様だ。
　だが紗季は、ここ1週間、朝練はおろか部活にも来ないし、家に行って呼んでも応答しない状況。
　その上、せっかく夏海が手渡したラケットをわざと地面に落としたり、部長の座は夏海に譲ると言いながら退部すると言い出してしまう。
　夏海も、そんな事したら絶交だと言い返すが、紗季は それでいいよ と、部を辞め親友と絶交するなど躊躇なしという態度を取ってしまいました。
　そして紗季は、一足先に教室へ戻っていきました。
　当然、部活の際には、部員たちも、まさかのコンビ解消に心配と不安を感じざるを得なかった。

　放課後の部活を終えた夏海は、優香と凛子と一緒にローソンで間食のお買い物。
　ローソンの近くの日陰のベンチに座って女子たちの会話を行う事にしました。
　言うまでもなく、あれから紗季とは口すら聞いてない夏海の態度に、優香もつい笑いまくり。
　なんでも、夏海の『絶交』というのは、中学になってからは使用してないが、小学生の頃は紗季と喧嘩するたびに使用してたそうな。
　でも、全国を目指そうと言ったのは紗季の方だそうで、夏海のイライラは募るばかり。
　とりあえず、夏休み中ケンカが続いてたら最悪だから、意地張ってないで、明日は紗季に謝る様にと助言する優香だけど、夏海からすれば、悪いのは紗季の方だからと夏休み中ケンカが続いても上等とばかりの様子です。

　あと、優香が持ってたCDアルバムのグループについての話が出ましたが、どうやらそのグループは、昔は飽きるくらいにどのチャンネルをかけても出演してたそうな。
　さりげなく、小室1900代状態のヤス率いる某団体に向けた『毒』ですね(●^o^●)

　翌日も、条件反射みたいに早く学校へ行って朝練を行う夏海。
　しかし、紗季の方はといえば、今日も朝錬に来なかっただけでなく、本日は終業式にも関わらず、優香も凛子も紗季の姿をまったく見かけていないというのだ!!
　さすがに不思議がる夏海。
　そこに、担任教師が紗季と一緒に教室に入ってきまして、クラスのみんなに驚きの事実を語ってしまう。
　突然だが、水越紗季は転校する事になった。
　あまりにも突然すぎる転校話に、夏海たちも戸惑いと驚きを隠せなかった。
　夏海もまた、この話に言葉が出ないくらい呆然としてしまった。

　終業式も終わり、ほかのクラスメイトたちも転校先について聞いてくる。
　どうやら、紗季が引っ越すのは、東京の田舎エリア。
　クラスメイトの一部らも、紗季の為の送別会を開こうとかの話を行ったりするけど、なんかノリ気じゃない様子。
　無論、夏海自身も納得いく訳がなく、1人になった紗季と対峙して「なんでもっと早く、言ってくれなかったの!?」と抗議する。
　紗季は冷静に「絶交、じゃなかったの」と応対。
　確かに、ペアで全国を目指そうと言ったのは、紗季の方だった。が、当の本人は、そんな約束を知らないし覚えてない と、まさかすぎる返答。
　夏海は、あまりにもやりきれない思いになってしまい、逃げる様に教室から走り去ってしまう。
　これには、ちょっとばかし優香も凛子も不機嫌な感じになってしまう。
　それでも紗季は、関係ないと言って2人とも距離を話してしまう。
　果たせない約束、忘れた方がマシよ。
　そう言って、紗季は、踵を返してその場から立ち去っていくのでした。

　あまりにも険悪な雰囲気の夏海と紗季。
　紗季は、自宅に戻っての自分の部屋の荷作り中。
　その中に、4人以外は視聴禁止の交換ノートが出てきたのを見て、タメちゃってたのだと実感。
　そこに母親が部屋に入ってきて、隣に住んでる夏海の親に引越しの事を伝えてなかったのかと注意しました。
　紗季は「忘れてただけ」と述べて母親を退却させるが、今回の件は 自分が悪い と自覚してる様です。

　一方の夏海は、テニス部の部活では普通にこなしてたが、やはり先程の事がかなり気になって悶々とした気持ちになっていた。
　部室で着替えを終えた彼女だが、そこへメール連絡が!!
　内容は、凛子の神社の境内で優香が倒れたという緊急連絡メールだったのだ!!!!!
　夏海は大急ぎで、神社の境内の裏側にあるお石さまの下へ駆け寄ってくる。
　優香は、お石さまの上で横たわってて、未だに救急車すら呼んでない状態なのだ!!!
　そこで夏海は、急いで救急車に連絡を取ろうとするが、優香がヨイショッと♪とばかりに簡単に起き上がったのだ!!
　突如の光景に驚く夏海、そして同じ様に急いでやってきた紗季。
　言うまでもなく、優香＆凛子の一芝居 でした。

　夏海も優香たちとグルなのかと変な疑いをする紗季だけど、当然ながら、夏海もハメられ組の方っす。
　そんな2人に、優香と凛子は、2人の手をお石さまにペタっとつける。
　仲なおり♪
　今の夏海＆紗季の心境を尻目に、優香がこの場所に伝わる伝説－お石さまに触れて、心を1つにして願い事をすればどんな願い事でも叶う－を語りだす。
　それは、4年前に4人でお石さまに触れて心を1つにし、願いをかなえた場所だった。

　自分たちの願いを叶えようと、伝説を信じて実践した4人。
　最初は、紗季以外の3人は積極的でして、紗季もあまりノリ気ではなかったが、結果的に行う事に。
　でも、実践しようにも 願い事 が何にするかわからない。
　4人でアイドルになれます様に♪
　夏海がそう言い出した願い事。
　ほかの3人も、その願い事に決め、実際にそれを実行に移した。
　その結果――― 町内ノド自慢大会優勝 という形で叶えられた。
　その後、4人はそれぞれの願いを唱え、みんなの願いが叶います様に と唱えるのであった―――！

　だからこそ、優香と凛子は、2人が仲良くなってもらいたいと思っていた。
　これには、夏海も観念したって感じ???で、お石さまに手を付ける事にしました。

　4人がそれぞれの位置につき、夏海も優香も凛子もお石さまに手を付ける。
　紗季も少し迷ってる感じだが、同じ様にお石さまにつける。
　そして4人が願いを――― と思ったら、優香＆凛子が願ったのは『4人でアイドルになれます様に』というオイオイな願い。
　――― というのも、自分たちの夢が叶えば、仲直りできる という繋がりからの願いらしい。
　4人が一緒に祈れば叶うからと優香が語るが、これには紗季も激怒。
　あののど自慢大会は、出場者全10組の子供の部だったし、もう自分たちは中学2年生なんだから、もう子供の頃の夢をいつまでも押し付けないでと、優香に間髪入れさせずに猛抗議してしまう。
　これには、優香も泣き出してしまう(ToT)
　さすがに夏海も、いい加減しなよ！と激怒。
　夢を信じて何が悪いのか＆紗季と一緒にテニスをずっとやれると信じてたと言い返す夏海。
　中学2年生になって、まだアイドルと言ってるのか＆アイドル関係ないじゃんと反論する紗季。
　ついには、なぜ引越しの事を早く言ってくれなかったのかという口論になってしまい、もはや、夏海と紗季の口論の収集がまったくつかなくなりそうな展開になってしまう。
　すると、1人だけ蚊帳の外扱いになってた凛子が、空を見上げて呟く。
　空……青い。
　この呟きで、さっきまで口喧嘩の夏海と紗季、泣いてた優香も泣き止む。
　そして、お石さまの真上にある、ぽっかりと穴が空いてるかの様な木々の間から見える青空を見上げた。
　空……飛びたいなぁ…。
　3人が空を見上げてる間、凛子がさりげなくそう願う。
　すると、お石さまの内側からわずかばかりの光が発動され、一瞬のうちに光が4人を包み込んだ。

　一瞬の光が放たれた瞬間。
　夏海たち4人が我に返った時、そこには信じられない光景が広がっていた。　
　なんと4人は、空を浮遊していたのだ!!!!
　

　けっして、某団体とは一切関係ないです！【怒りの水島監督！】
　あまりにも突然すぎる状況に4人は慌ててしまうが、なんとか4人で手を繋いで1つの輪を作る♪
　これを見て、みんなが祈ったから、この奇跡が起こったのだと語る夏海。
　4人は、自然と地上に降り立つまでの間、下田の町並みや海の水平線などの景色を見ながらの空中遊泳を楽しむ事に☆彡

　なんとか地上に降り立った4人。
　だからといって、夏海と紗季が仲直りできた訳ではなかった。
　彼女は、すぐに夏海の手を離しそのまま帰宅の途についてしまう！
　優香もまた、あまりの出来事に、言葉が出ないくらいに腰を抜かしてしまいました。
　夏休みが始まる前日。
　奇跡は、私たちの上に突然、舞い降りた。

　次回の夏色キセキは、第2話『ココロかさねて』です。

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