シュージローのマイルーム2号店

　そして、5度目の学級裁判が開廷。
　開始早々、十神はいきなり、霧切が犯人だと宣告。
　ジェノサイダー翔によって、植物庭園で死体発見されたのが、午前9時。
　自分と葉隠は、昨夜10時に訪れた際は、死体はなかった。
　その後に、モノクマに“宝物”の事を危機に体育館にやってきた彼は、機能停止状態で倒れてるモノクマを発見し、葉隠・腐川・朝日奈を呼んで一晩かけてモノクマの解体を営んでたそうだ。
　いわば、犯行時間は、午後10時から午前9時の間。
　さらにそこから、時間の絞込みが可能になる。
　実はといえば、午前7時半に 庭園のスプリンクラーが発動される そうだ。
　死体発見の時の死体は、当時、濡れてなかったそうな。
　これから考えると、犯行は、午前7時半から9時までの間 になるという。
　つまり、上記の時間範囲内でアリバイがないのは 霧切のみ となる。
　無論、苗木にも疑いの目が向けられるが、庭園のスプリンクラーが発動された時間には、十神たちがいる体育館を訪れていて一緒だった為、アリバイが成立していた。

　でも、霧切は、自分が調べた時は、死体は濡れていた事を指摘。
　もちろん、それは『死体が燃えたのを鎮火させる作業をした痕跡』だと告げるも、それでも、昨夜午後10時から午前9時までの間の犯行が可能だと告げる。
　理由は、物置小屋の中に、ビニールシートがあったから だという。
　それを。午前7時半のスプリンクラー発動の前にそのビニールシートで死体を包み込む様に被せたら、しっかりとした防水となり、十神が述べた『午前7時半から9時の間での犯行』という説は脆くも瓦解する事になり、夜10時から翌朝9時までの犯行が立証される事になる。
　つまり、それから言えば、苗木にも犯行が可能 になるというのだ。
　いわば、それは……霧切が苗木を疑っている という意味を指している。

　ところが、十神の指摘はこれだけではなかった。
　それは、凶器によって彼女が犯人である事を裏付ける物的証拠を得てる という事だ。
　彼の目から見て―― 全身を覆っていた白衣ごと死体の胸に突き刺したサバイバルナイフが凶器である事や白衣に付着した血は、犯人による偽装工作。
　理由は、白衣に大量の血が付着しているのに周辺は血で汚れていなかったからで、白衣は、犯人が予め血で汚していたものを、血は、物置小屋に飼育されていた5羽の鶏のうちの1羽を惨殺して血の一部を抜き取ったものを利用した可能性が高いというのだ。
　さらに言えば、モノクマファイルには、謎の死体の死因は、鉄パイプ程度の太さの棒状の物で後頭部を殴られた打撃痕 と記載されている。
　では、サバイバルナイフは偽装と考えると、本当の凶器は何か!?
　それこそが、武道場のロッカー内にあった ジェラルミン製の矢 だと、十神が断言する。
　もちろん、1本1本では細すぎるので、何本かの矢をひとまとめしてから ガムテープ で束ねて、強固な鉄パイプ状の太さの鋭い凶器を作りあげたという。
　無論、血痕が付着したガムテープも同じロッカーで発見されたし、霧切の部屋のベット下から、武道場のロッカーの鍵の木札も発見されているのだ。
　ところが、霧切からしたら、身に覚えがない事実。
　自分は犯人ではないし、自分の部屋に入ろうにも鍵は十神が預かってるはずだと証拠を突きつけるも、この場を切り抜けられる状況にいたらず。
　さらに、苗木だけは、霧切が嘘をついてる と感じてしまう。
　なぜなら、霧切が持っている例の鍵が“学園中どこでも入れる鍵”である事を知っているから…。
　だからこそ、あからさまな嘘をついている彼女の言葉が信じられない様子だった。

　さらに、十神の追求は続き、今度は『どうやって部屋に入ったか!?』と強く迫ってくる。
　あまりにも痛烈な攻めに、霧切はついに反論をするのが困難な状況に陥ってしまい、つい唇を噛み締める程の怒りと苦境に陥ってる気持ちをポロっと漏らしてしまう。
　私がここで処刑されたら、
　この学園の“謎”は明らかにならない。
　だから……絶対にそうはさせない！
　そんな苦境に陥ってる霧切の姿を、心配そうに見つめる苗木。
　彼は、ここで 究極の選択 を行う！
　霧切の嘘を指摘するか？
　霧切を信じるか？
　その結果、彼が出した結論は―― 後者に決断！
　彼女を信じ、この場の成り行きを見つめることにした―――！

　そんな折、モノクマが『時間がもったいない』という理由で、強制的に投票タイム開始を促してくる。
　すると苗木は、この学級裁判のおかしさ を大々的に主張。
　あの死体は本当に誰なのかわからないし、本当に『戦刃むくろ』かどうか特定されてないという曖昧すぎる状況の中で結論を出すのはどうかと指摘。
　つまり、今回の学級裁判は、モノクマが何か企んでるのでは!? と睨んでいるのだ。
　ところが、モノクマは逆に 犯人ほどよく喋る と言いながら、なにか企んでるのではないかと逆指摘。
　さらに、苗木の反論をこれ以上行わさせない様にと、タイムアップを宣言！
　あまりにも無理やりすぎるモノクマのやり方に困惑する苗木。
　無論、ほかの4人もこの無理やりすぎる宣言に困惑しまくりながら、投票する状況に!!
　ところが、苗木がさらに反論しようとしたら、霧切が愕然の証言を敢行。
　十神に自分の部屋の鍵を預けられてる状況なのに、自分の部屋に武道場のロッカーの鍵の木札が見つけたのが苗木なら、自分に罪を着せる為にそういうアリバイ工作をした可能性があると、一気に苗木がこの事件のクロという最悪すぎる状況に導く証言をぶちかましてしまったのだ。
　これによって、投票の動きが、一気に苗木クロの方向へ直行。
　
　違うよ、みんなーー!!!
　必死にそう訴えるのだが、投票の結果、苗木クロに確定(>_<)
　もちろん、こんなのおかしいと声をさらに荒げる彼だが、モノクマはそんなの聞く耳すら持たず、即座に苗木の処刑を強制執行してしまう!!!!


　今回のおしおきは、補習。
　機械仕掛けの教室の中で、苗木が勉強用の机と椅子に着席させられる。
　だが、それらはベルトコンベアーで繋がっていて、しかもそれは、後ろにある特殊なプレス機に向かってゆっくりと一直線していくという、精神的にハードすぎる処刑法だ。
　さらに、モノクマが先生役になって、苗木に『ギロチンの処刑道具』やら『生命の誕生＆終わり』やらを教授していくという鬼畜っぷりも追加され、見てるこっちが胃に来る程っす。
　その上、しっかりと全身を拘束されてる上、叩きつけられるプレス機の大きな揺れで身動きすら取れず、このままプレス機の餌食になるのは必至の状況に!!
　ところが、プレス機に潰されようとしていたその時―――！
　
　まさかのアルターエゴ～(●ﾟ▽ﾟ●)♪
　まさかの登場によって、動いていた機械の歯車やプレス機の動きが完全停止し、苗木の後ろにあった床の扉がパカっと開封＆彼はこのまま、下の方へ落下していきました。

　まさかすぎる展開に驚愕する一同。
　モノクマも、すぐさまネットワークに接続した際にウイルスが仕込まれていた事実を知り、黒板に頭を叩きつけるなどの怒りを爆発させる☆彡
　しかし、苗木が落ちていった場所は、なんとゴミ捨て場！
　モノクマからすれば、ゴミだらけの地下でじわじわ苦しみ死んでいくとは、一番苦しいお仕置きかもと思うほどでして、今後の展開にあざ笑う余裕が残ってました。


　地下深くのゴミ捨て場に落下してしまった苗木。
　幸いにも、クッションのおかげで無傷ですんだものの、やっぱりゴミの臭いが満載(><)
　それでも、アルターエゴのおかげで命からがら助かる事ができた方が圧倒的に強く、すぐさまゴミの中から水や食べられるかどうかの食べ物を探してみるが、水は飲みかけでカビが生えていて、食べ物も食すのは無理だった。
　その上、扉はあっても頑丈に鍵をかけられている為に開封できないし……落ちたところから登ろうにも、DBシリーズの舞空術でも使用しない限りは登るのは不可能という状態だ。
　でも、苗木はこんな絶望的すぎる状況の中であっても、絶対に生き残ってやると強く決意！
　とりあえず、何もないって事で、体力温存の為に、なんとか見つけた新聞紙を布団替わりにして一眠りする事にしました。

　それからしばらくして、突如、何かが落下してくる!!!
　それの物音に驚いて起床した苗木が目を覚まし、物音がした方に目を向けると、何かが落下した様だ。
　んで見てみると、それは『粗大ゴミ』じゃなくて―― なんと霧切だったのだ!!!
　もちろん、苗木を助けに参上したのだ。
　苗木もつい、彼女が助けに来てくれた事に感動……と思われたが、頭にカップラーメンのカップがパカっと被せちゃった姿を見せられたせいで、感動の再会が台無しになってもうた。

　そういう事で、霧切は苗木の為に、水と少しばかしの食料を提供。
　その上で、今回の学級裁判では、苗木を見捨てる行為をしてしまったと己の非を詫びた。
　だが苗木は、そのことを責めようとせず、全ては黒幕のせいだと逆フォロー。
　しかも、『自分の取り柄は前向きなところ』だと笑顔で述べちゃいましたわ!!
　霧切さん、余計に立場なしっすね(≧▽≦)

　一息落ち着いたところで、霧切は推理した事実を苗木に通達。
　今回の事件、本来ならば、殺害される役割は戦刃むくろではなく、苗木だった というのだ。
　実はこの事件、覆面を被った真のクロは、就寝中の苗木を殺害し、学級裁判にて、事件のクロを霧切を投票させて処刑 という計略だったそうだ。
　つまりこれは、邪魔者の霧切を処刑する為の舞台 だったという訳だ。
　無論、このままいけば、苗木は遺体となって発見され云々という展開になるはずだったが、霧切によって阻まれてしまったせいで、仕方なく、謎の死体で代用したそうだ。
　いわば、もし苗木が霧切の嘘を指摘したら――。
　
　黒幕の“罠”で、霧切の処刑完了だったのだ。
　
　つまり、こういう“最悪の結末”となる！
　ところがその前に、苗木が今回の学級裁判の不当性や違和感を吐露して場の流れを変えようとしていたので、黒幕は急遽、標的を霧切から苗木に変更して処刑に取り掛かったそうだ。
　だけど、そういう黒幕の企みは 失敗 に終わった。
　霧切はこれを見て、今回の学級裁判のモノクマの行動を見て、黒幕はかなり追い詰められてるはず と理解したそうだ。

　そういう訳で、ここからの脱出を試みる事にした苗木＆霧切。
　もちろん、目の前にある扉は、学園中どこでも入れる鍵―― 万能キー❤によって開封。
　そして、扉の先にあるだだっ広い間にある、遥か上へそびえ立つハシゴを伝って地上を目指す事にしました。
　当然ですが、手や足を滑らせてハシゴから手が離れた時点で、自動落下で死亡確定っす(><)


　ハシゴを登り、途中の休憩地点で休んだりしながら、苗木は霧切の意外な事実を耳にした。
　どうやら、彼女自身の記憶が徐々に戻り始めてるそうで、自分もわからなかった“超高校級の才能”がどんなのかもわかったそうだ。
　彼女の“超狡高級”とは、超狡高級の探偵！
　その能力は言うまでもなく、黒幕側から見たら厄介以外、何者でもないのは明白だったが、なぜか記憶を奪われていたそうな。
　他にも、霧切がこの学園に入学した目的も判明。
　その目的は、子供の頃に生き別れた父親にして、この希望ヶ峰学園の学園長である―― 霧切 仁と出逢う為!!
　その為に、探偵としての腕を磨き、自ら学園側にスカウトされる様に売り込んで、なんとかこの学園に入学する事ができた


　ながいながいながい～登りハシゴを伝っていき、体ごと硬い扉を開けた苗木。
　そこは意外にも、寄宿舎のトラッシュルームだった。
　このままシャワールームへって言いたいところだけど、その前に、モノクマのもとへ向かう事にしました。
　当然ながら、中途半端な感じで処刑が中断された事に憤慨していたモノクマがお待ちかねしてまして、正しいクロが指摘されたら、クロだけが処刑というのが校則だという事を表に出して、すぐさま苗木の処刑の再開を通達。
　しかし、霧切は、“運営側の思い通りに行かない展開だから、ズルをしてでも強引に処刑を強行した”と放送を視聴してる者たちが思ったら、こう判断するはずだと指摘。
　絶望では、希望を殺せない。
　これを指摘されて、さすがのモノクマも言葉が出てこない。
　そして霧切は、希望と絶望を賭けた最終決戦 とばかしに、1つの提案を行う。
　正々堂々と“絶望”させたいなら、
　もう一度、戦刃むくろ殺しの公平な裁判をやり直すべきよ！
　この提案に、モノクマは“～クマ”と、某RPGゲームの某クマさんみたいな口調で 提案了承 を下す。
　無論、これはクライマックスなので、戦刃むくろ殺しのクロを見つけるだけでなく、この学園に潜む“すべての謎の解明”を要望してきたのだ。
　もちろん、2つの謎を解明できれば、苗木たちの勝利。
　逆に解明しきれなかったら、モノクマ勝利＆全員処刑?? となるそうな。
　突如の口調変化とまさかの提案に微妙に戸惑う苗木とは対照的に、霧切はモノクマの了承をすぐに承諾。
　こうして、生き残り組6人とモノクマ側による最終決戦が始まるのでありました――！

　その頃、十神・腐川・朝日奈・葉隠の4人は、一斉に食堂に集結していたものの、苗木が犯人ではなかった事実を知って『無実の罪』を着せてしまった事に罪悪感を感じていた。
　そこに、生きて戻ってきた苗木ゾンビと霧切が参上しまして、余計に罪悪感を増大させる空気が漂ってしまう。が、苗木は逆に、霧切に対して同様、4人に指摘したり注意したりするなどの責任を追求する様なマネを一切しなかった。
　黒幕の目的は 自分たちの絶望 だから、諦めてはダメだ と、逆にエールを送ったのだ♪
　自分たちは責められてもおかしくない状況なのに、逆にエールを送ってくれた苗木の姿に、葉隠・朝日奈もすぐさま彼に駆け寄り、腐川も少し間をおいてから彼のもとへ駆け寄る。
　十神にいたっては、後ろ向きながらも、目から光る汗 が出ちゃいました☆彡

　みんなの禍々しい空気が一掃されたところで、苗木と霧切は、最後の学級裁判について説明される。
　もちろん、突然すぎる提案に驚く4人だけど、みんなが力を合わせればきっとできるはずだという苗木の言葉に、最後の学級裁判に立ち向かう決意を固めました♪
　そんな折、校内放送のモニターが作動し、モノクマからの言葉が語られてくる。
　言うまでもなく、それは苗木側とモノクマ側の最後の対決『真の解答編』と称しての宣言だった。
　吐いたツバ飲まんとけ～、往生せえやぁ～！
　苗木たちも、モノクマからの宣言を真剣な表情で見つめる。
　苗木＆霧切から漂うゴミの臭いなど気にせずに――！

　次回のダンガンロンパ－希望の学園と絶望の高校生－は、第12話～って、公式サイトではまだ公開されてないんですよね。
　たぶん、翌週の金曜ぐらいに更新ってオチでしょうか?????


　もしもこのブログでトラバできなかった場合、以下のURLのトラバでお願いいたします!!!
　こちらとミラー版2つでトラバしてしまうと、こちらもかなり困ってしまいます(ToT)
　http://blog.ap.teacup.com/syujiro/1304.html
　http://syujiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/11chapter-05-60.html
　http://blog.goo.ne.jp/syujiro1/e/98772da522c920cea6a9d1ba6ab0a344

【上記でトラバできなかった場合は、下記のところでもよいので、軽いコメント＆URLをコメント欄に記載ください】
　http://plaza.rakuten.co.jp/syujiro/diary/201309150000/
　http://ameblo.jp/kanri-syujiro/entry-11621136963.html
　それでもトラバできなかったら……本当にゴメンなさい!!!

　　
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